私学探検隊

体験重視のプログラムで 未来を生きる力を育む

7名の外国人教員による「生の英語体験」

アメリカ、カナダ、アイルランド、ジャマイカなど、さまざまなバックグラウンドを持つ外国人教員と触れ合える授業

アメリカ、カナダ、アイルランド、ジャマイカなど、さまざまなバックグラウンドを持つ外国人教員と触れ合える授業

「感受性が柔軟」な中高生時代にこそ、多くの「体験」をすることで新しい学力を身につけるべく取り組んでいる関東学院六浦中学校。
「従来の基礎学力も必要ですが、単に知識があるだけではなく、その知識をどう活用するかがこれからの時代では大事。そのために、実際に身体を動かして体験することで、さまざまな気づきを得られる学びのプログラムに力を入れています」と入試広報部長の野本幸靖先生は語ります。
そのひとつとして、3年前から大きく改革した英語教育。「英語は教科ではない」を合言葉に、世界各国から集まった7名もの外国人教員が「聞く、話す」ことを中心に授業を展開し、ツールとしての英語を身につけます。英語を学ぶ入口となる中1では週6時間の英語の授業中、5時間を外国人教員と日本人教員とのティーム・ティーチングで展開。外国人教員の生の英語に触れる機会をふんだんに持つことで、英語への親しみや使う楽しさを実感できるカリキュラムとなっています。
また、昨年度から中1では英語型入試での入学者や英検3級以上取得者を主な対象とした英語の取り出しクラスも設置。英語で英語を学ぶなど、よりレベルの高い授業も展開。
「学校の中で英語をあたり前に使う環境が整ってきたこともあり、英検受検などにも積極的に取り組む生徒が増えています。大学入試改革ではこのような外部検定の重要性もより増してくると考えています」(野本先生)

希望者参加型で実施する多彩な海外研修プログラム

同校のグローバル教育のもうひとつの特徴は、11種類ものバリエーションがある多彩なグローバル研修。語学、異文化、科学などの本物に触れ、人生を変えるような体験ができるプログラムです。希望者参加型で、プログラムごとに対象学年などの条件が異なるわけは、「全員が強制的に参加するのではなく、生徒自身が、自分の興味・関心のあるプログラムに積極的に参加するため」(野本先生)と言います。
カナダ、ニュージーランド、オーストラリアなどの語学研修や留学プログラムなどが並ぶ中、目を引くのが「カンボジアサービス・ラーニング研修」。このプログラムはカンボジアの小中学校を訪問し、そこで児童のために何ができるかを事前準備からすべて生徒自身の手で行うというもの。昨年度は学校の設備や環境が整っていない現地の児童のために理科の実験や運動会を企画。「本校の校訓につながる“他者のために”をまさに実践するプログラムで、1~6年生が参加することで学年を超えた縦のつながりも生まれました」(野本先生)
こうした海外研修は同校の海外進学にも影響を与えています。系列校である関東学院大学への進学は2~3割程度。多くの生徒が外部進学を目指します。その中でも毎年、海外大学進学を目指す生徒がいるため、保護者向けにマレーシアなどの海外大学視察旅行を開催するなど、情報提供にも積極的です。特に英語、中国語、日本語のトライリンガルを目指せる台湾の大学進学サポート制度も充実しており、この制度を利用し台湾の大学へ進学する生徒もいます。

 

※上記はNettyLandかわら版の抜粋です。全容はこちらをご覧ください。

関東学院六浦中学校
[学校HP]http://www.kgm.ed.jp/
〒236-8504 神奈川県横浜市金沢区六浦東1-50-1
Tel.045-781-2525

最寄駅/
京急本線 逗子線・金沢シーサイドライン「金沢八景駅」徒歩15分または京急バス「関東学院正門」。

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