私学探検隊

高水準を維持する、国公立・難関私大の合格実績! ポイントは「モチベーション」と「体験学習」

創立130年を超える高輪中学校。創立以来変わらず男子教育を行い、「自主堅正」の校訓のもと、自分の意思で判断・行動し、自分で責任のとれる男子の育成を行っています。近年は合格実績の伸びが目覚ましく、毎年1/3以上の生徒が国公立・早慶上理に進学しています。今回は高い進学実績が出つづけている要因を入試広報部長の真壁先生に伺いました。

ポイント① 国立クラスの設定で仲間とのヨコのつながりが生む受験のモチベーション

「文系の国公立志望者を増やしていくために、三年前の高3から理系・文系共に国立クラスを設置しました」と真壁先生。もともと、理系は国公立志望が多かったのですが、文系は国公立志望でも早稲田・慶應義塾大学等の合格を勝ち取ると、満足してしまう人がいました。そこで、高3から国立クラスを設置し、最後までクラス全体でモチベーションを維持しました。その結果「国立の後期入試まで努力し続けることができ、後期でも多くの生徒が合格しました」と真壁先生。仲間同士のヨコのつながりが強いからこそ、そこまでモチベーションを維持できたのでしょう。
国公立に合格した生徒の大半は、高3の春まで部活動を続けていたそうです。自分のやりたいことを続けながら、限られた時間を有効に使い国公立大合格という目標を変えずに努力し続け、合格を勝ち取りました。先生方が生徒の力を信じて指導することで、生徒は第一志望の合格を勝ち取ることができるのでしょう。

ポイント② 生徒の希望を下げさせない可能性を信じて生徒を支える指導

「本校では生徒の第一志望合格に向けて指導します。たとえ成績が落ち、志望校に迷った時でも、第一志望に合格するためにどう勉強していくかを指導します」と真壁先生。先生方は面談等を通じて、現状の学力レベルでは合格が難しくても、志望を落とさせずに受験に向かわせるよう指導します。

ポイント③ 先輩とのタテのつながりが生む進路のモチベーション

「先輩が実績を出すことで、次に大学受験を控える生徒たちのモチベーションの向上につながります」と真壁先生。それは、部活などで先輩と後輩のタテのつながりが強い高輪の特長の1つです。大学合格実績が掲示されると、生徒たちは部活の先輩の名前を探します。先輩の名前を見て、「あの先輩はこの大学に合格したから、自分たちも絶対行ける」「先輩に負けない」という意識が生まれ、高い目標を設定するようになります。そのような意識が生まれると、成績不振に陥った時にも、自分の目標を下げず、行きたい大学に挑戦するようになります。

ポイント④ 希望進路発見につながる体系化された体験学習

高学祭(文化祭)の準備の様子。 上下分け隔てなく、主体的に企画・運営を行います。

高学祭(文化祭)の準備の様子。
上下分け隔てなく、主体的に企画・運営を行います。

「行きたい大学を見つけるためには、自分が何をしたいのかを知ることが大切です。高輪では、多くの体験学習を行い、体験を積み重ねる中で、生徒たちが自らの興味を発見します」と真壁先生。
中1から高2まで体系化された体験学習を実施。高2では『海外学校交流』があります。オーストラリアに行き、現地の学校の生徒たちと交流したり、ファームステイという現地の農家にホームステイを行ったりします。中3・高1ではその準備として、希望者を対象とした『イギリスサマースクール』・『アメリカ・サンタクルーズ・ホームステイ』があります。また、中3では日本の文化・歴史・平和を知るための『西日本探訪』、中2では日本の農業・工芸を学ぶ『農工芸体験学習』、中1ではより身近な自然に触れるための『自然体験学習』を実施。中1から高2に向かうにつれて、身近なところから世界へと視野が拡がっていくプログラムによって、生徒は自分の興味・関心を見つけ、希望進路の発見へとつながっていきます。
このような特長がある高輪中学校。ぜひ見に行ってみてください。

 

※上記はNettyLandかわら版の抜粋です。全容はこちらをご覧ください。

高輪中学校
[学校HP]http://www.takanawa.ed.jp
〒108-0074 東京都港区高輪2-1-32
Tel. 03-3441-7201(代)

最寄駅/
都営地下鉄浅草線・京浜急行線「泉岳寺駅」下車 A2出口から徒歩3分
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