私学探検隊

学校改革で共学化と共に進学指導を充実 国公立・難関私大を目指し、幅広い学力の向上を

「全員一般受験」を目指して学力定着と受験指導

オープンな雰囲気の進路指導室には、生徒たちが進路や勉強を教わりに気軽に訪れる

オープンな雰囲気の進路指導室には、生徒たちが進路や勉強を教わりに気軽に訪れる

2015年度から東洋大学京北中学校に校名を変更し、男女共学となった同校。6年間の一貫教育プログラムを導入しています。
「附属校ではありますが、国立公立大学・難関私立大学への一般受験による進学を生徒全員が目指すことを目標としています」と、進路指導部長の武田浩哉先生。「国公立受験ではさまざまな教科を幅広く学習することが重要。難関私立大学においても、4教科入試を導入する傾向があります。そのため、本校では高校1、2年生では全科目を履修します」と、基礎知識の定着を図る教養主義を掲げています。
日常的な小テストのフォローから受験対策講習まで対応するのが「アフタースクールプログラム」。各大学の入試問題演習を行うなど、学力アップをサポートします。
「授業についていけない生徒の底上げはもちろん、上位層の生徒の学力をさらに伸ばしていくことも大切です。それぞれのニーズに合わせて、きめ細かな指導を行っています」

国公立・難関私大合格者も進学実績躍進の高校1期生

具体的な進路指導としては、中学~高校の全学年対象に、年3回の進路面談のほか、高校1、2年生向けには東洋大学の教授が直接、学部・学科のガイダンスを行います。
これらの取り組みを3年間実践してきた高校1期生の卒業に伴う昨年度の合格実績は、国公立が7名、早慶上理9名、医学部医学科1名、GMARCHなどが47名、日東駒専などが241名。前年度に比べて大きく成果を伸ばしました。
「以前は特進の1クラスだけが受験体制で、そのほかのほとんどの生徒は推薦狙い。学校改革で “全員が一般受験を目指す”と生徒の意識を変えたことが今回の結果に繋がりました。目標を高く持ち、自分の可能性にチャレンジするという気持ちが生徒たちに生まれています」
今年度からは、「進路の手引き」を生徒に配布。高校3年間の進路決定に向けたスケジュール、受験の仕組み、先輩の合格体験記などを掲載し、生徒たちの意識をさらに刺激し、役立ててもらおうというものです。
また、2020年大学入試改革対策として、「哲学教育」「国際教育」「キャリア教育」も重視。多面的・総合的な学力の育成にさらに力を入れていきます。

 

※上記はNettyLandかわら版の抜粋です。全容はこちらをご覧ください。

東洋大学京北中学校
[学校HP]http://www.toyo.ac.jp/toyodaikeihoku-jh/
〒112-8607 東京都文京区白山2-36-5 Tel.03-3816-6211

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都営三田線「白山駅」徒歩6分。メトロ南北線「本駒込駅」徒歩10分。メトロ丸ノ内線「茗荷谷駅」徒歩14分。メトロ千代田線「千駄木駅」徒歩19分。

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