高大連携による充実した体験を通じて学問への興味を引き出す
日本大学藤沢中学校は日本大学とキャンパスを共有する恵まれた自然環境の中に位置した大学付属校です。地の利を存分に活かした実践的な教育を通じて、生徒の知的好奇心を存分に刺激しています。
フィールドワークで命の大切さを学ぶ
まず、中学では日本大学との連携によって、他の学校では出来ない実践的なフィールドワークに取り組みます。中1では週に1回2時間の農場実習を1年間かけて行い、10種類以上の野菜を栽培します。最初は慣れない活動に苦労する生徒もいますが、作物が育っていく様子を観察していくうちに授業が待ち遠しくなっていきます。整地から収穫まで手間隙かけて育てた野菜は美味しく、それを食べた生徒が野菜嫌いを克服することも。また親御さんにも毎年好評です。中2では「食品加工実習」「畜産・機械実習」で牛や豚などの畜産動物の世話やトラクターの操作、ソーセージの加工生成実習を行います。いずれも専門知識を持った日本大学の学生スタッフの指導もあり、食品作りのシステムや流れと、作ることの大変さ、そして動植物の命の尊さや、豊かな食品を食べることができる社会への感謝の気持ちを感じることができます。こういった非日常の体験を通じて、獣医や食品、農業などの分野に興味を持つ生徒も数多くいます。
日本大学での授業体験で学問研究
高校1年生では、日本大学の法学部、経済学部、商学部、理工学部、生物資源科学部等のいずれかの見学および体験をすることができます。日本大学に進学する意思に関わらず、そのとき最も興味関心のある分野の最先端の研究に触れることで、生徒達は自分自身の知的好奇心に刺激を与えることができ、将来の進路を考えるきっかけとなります。実施時期が高校1年生ということで、文理選択の前のタイミングでもあり、その参考にもなるようです。形式としては、講義と実習がセットになっており、例えば文系では商学部で経営に関する内容を講義形式で学んだ後、マーケティングや国際ビジネスについてのゼミに参加して議論をしたり、法学部で模擬裁判に参加したりすることができます。理系でも理工学部や生物資源科学部の各学科の専門的な授業を体験することが可能です。例えば過去の内容では、獣医学科でイヌのリハビリについて学んだり、食品生命学科でヨーグルトに含まれる乳酸菌の観察をするなど多数の講義・実習が展開されています。このように、高大連携の充実した取り組みによって、生徒達にとっては大学の雰囲気を知るだけではなく、実際にどんなことを学ぶのかを知り、将来の目標や目指す方向を考える良い機会となっています。
高大連携を活用した生徒達の興味関心を引き出す取り組みの充実度は魅力的です。是非一度学校説明会に足を運んでみてはいかがでしょうか。
※上記はNettyLandかわら版の抜粋です。全容はこちらをご覧ください。
日本大学藤沢中学校
[学校HP]https://www.fujisawa.hs.nihon-u.ac.jp/
〒252-0885 神奈川県藤沢市亀井野1866 Tel.0466-81-0125
最寄駅/
小田急江ノ島線「六会日大前駅」徒歩8分。