好奇心の翼をひろげ、不思議と楽しさをとことん追求 探究心・思考力・発信力を高める課外理科プログラム
理科好きを増やす試みで文理融合をさらに強化
質の高い英語教育で〝英語の恵泉〟ともよばれる恵泉女学園。近年、理科教育にも力を注ぎ、理系への進学を希望する生徒が増えています。
6つの実験室があり、授業でも数多くの実験を実施する同校では、4年前から課外活動として「サイエンス・アドベンチャー」を開始。4つの班にわかれ、授業では出来ない継続的かつ本格的な研究に取り組んでいます。「化学班では、米のとぎ汁から生分解性プラスチックを作る実験を行っています。各班とも研究に加え大学の研究室を訪問する等、さまざまな取り組みで好奇心を育んでいます」と、化学班を担当する三枝拓先生。外部発表や中高生学会に出場等、活動成果の発信にも精力的に取り組んでいるといいます。また、昨年度からは、「理科好きを増やそうプロジェクト」も始動し、在校生全員が理科の楽しさに触れる機会を増やしました。「楽しいからやってみたい。もっと学びたい」。失敗からチャレンジ精神を培い考えを深め、成功から達成感を味わい高みを目指す。恵泉女学園中学校での学びは、将来生徒達の大きな糧になることでしょう。
集まれ!Science Girl
サイエンス・アドベンチャー
化学班
テーマを決め研究を行います。近年は、環境や食物に関連した実験・研究も多く実施。また、東京私立中学高等学校協会主催の「生徒理科研究発表会」に参加し、研究の成果を発表しています。
生物班
フィールドワークを中心に活動。観察や調査から動植物の生態を学び、楽しみながら多様性や共生についての知識を深めています。
物理班
火薬を使った本格的なロケットを作り「モデルロケット全国大会」に出場。昨年度は、元JAXAの方をお招きし、飛行機の仕組みや工学者の使命についてお話をうかがいました。
コンピューターサイエンス班
専門的な知識を身につけ、「宇宙エレベーターロボット競技会」等のロボットコンテストをめざし、プログラミングや電子工作に取り組んでいます。
理科好きを増やそうプロジェクト
今年は「氷とかし選手権」も企画。冷たい氷をいかに早く溶かすか、さまざまな工夫の中から、どのチームが優勝に輝くのか今から楽しみです。
※上記はNettyLandかわら版の抜粋です。全容はこちらをご覧ください。
恵泉女学園中学校
[学校HP]https://www.keisen.jp/
〒156-0055 東京都世田谷区船橋5-8-1 Tel.03-3303-2115
最寄駅/
小田急小田原線「経堂駅」「千歳船橋駅」徒歩12分。
京王・小田急バス八幡山駅~経堂駅間の「桜上水二丁目」徒歩2分。