学びを習慣化するJSGラーニングセンター
いつでも質問できる環境で自学自習の確立
キリスト教教育と女子教育、その二つをアイデンティティとする女子聖学院。生徒の人格と個性を磨くため、①自分のよさに出会う学校、②ことばの獲得への注力、③国際理解教育の充実、④課題探求型学習の導入、⑤学習支援システムという5つのミッションがあります。
特に学習支援システムの充実を図るために2015年に開設したのが「JSGラーニングセンター」です。いつでも質問できる環境で、「自学自習習慣の確立」と「家庭学習の学校内完結」を目指します。中1が18時、中2・3が19時、高校生は20時まで利用でき、部活動終了後、利用する生徒も多くいます。
ラーニングセンターでは、117席ある個人ブースタイプの自習エリアを利用。質問があるときは、受付の質問ボードに科目と質問内容を記入しておけば、チューターが1対1で丁寧に教えてくれます。
「ラーニングセンターは中1数学、中2漢字語句の宿題の設置場所にもなっているので、必然的に生徒たちが足を運ぶ仕組みになっています。ここで宿題をして監督者にチェックをもらうと成績に反映されるなど、ラーニングセンターを利用するためのさまざまな工夫があります」と、塚原隆行教頭。
希望者にはオプション(有料)で、1コマ50分の個別指導も用意。基礎の復習、受験対策など、それぞれのニーズに合わせた使い方ができます。
高3になると、毎日、ラーニングセンターで受験勉強する生徒も多くいます。東大に現役入学した卒業生は、「ラーニングセンターを活用したことが合格につながりました。勉強はもちろん、チューターから勉強のスケジューリングや精神的なサポートを受けられたことが大きかった」と語っています。
基礎から受験対策まで充実したJSG講座
また、一人ひとりに合わせた授業以外の学習プログラムも充実。全学年向けには、JSG講座を前期、夏休み、後期の年3回開講。前後期は授業の発展形や受験対策、夏休みは基礎固めの講座も開講、高3には受験期直前対策講座もあります。
生徒たちは、授業内容や担当教員からのメッセージが書かれた講座案内を見て、自分に合う講座を選びます。ほかにも英語では、学年の区別なく参加できる英検対策講座や英文法のスパイラル講座などもあります。
さらに、中学では英語・数学につまづいた生徒向けに「学習室」を開設。早めにフォローすることで、基礎知識の定着を図ります。
「放課後、ラーニングセンターで勉強することが、本校では当たり前の光景です。徹底的に学習を支援するシステムと環境づくりで、それぞれの生徒に応じた学習習慣を確立。大学受験に向けた学力をしっかりと向上させていきます」(塚原教頭)
※上記はNettyLandかわら版の抜粋です。全容はこちらをご覧ください。
女子聖学院中学校
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