選曲、振り付け、衣装づくりまで ゼロから生み出す創作ダンス。 みんなが一つになった時の達成感がたまらない
中学生・高校生総勢約90名!
ダンス好きが集まる人気の運動部
東京女学館ダンス部は、中学生・高校生総勢約90名が活動している人気の部。運動部の中では最も部員数が多いそうです。練習は週2回、第3体育館で中高生が一緒に行っています。これだけの大所帯をまとめる部長・副部長はさぞ大変なことでしょう。今回はこれまで部を引っ張ってきた高2生の部長・副部長と、この春から部を引っ張っていく高1生の新部長・新副部長の4人にダンス部の活動内容とその魅力についてお聞きしました。
一人ひとりの得意を活かし、みんなの力で作り上げる喜びを体感
「小学生の時、記念祭でダンス部の発表を見て格好いいなと思い、中学生になったら絶対にダンス部に入ると決めていました」(副部長K・Mさん)。他の3人も同様に、記念祭で見たダンスに感動し、入部を決めたと言います。
ダンス部の活動は、年に2回開催されるコンクールと記念祭での舞台が発表の場となります。なかでも部員達が力を入れているのは記念祭です。記念祭では縦割りで6つのグループを作り、高校生が中心となって中学生のフォローをします。選曲から振り付け、衣装づくりまですべてを自分達で考え、形にしていきます。「その途中では意見のぶつかり合いもありますが、みんなが思っていることを口に出せるような雰囲気づくりを心がけています」と新部長のA・Nさんと新副部のY・Mさん。
「ダンス部の活動は単にダンスを楽しむだけではなく、自分達がイメージした世界を自分達で作りあげることに重点を置いています。そこで育まれるのは自主性とチームワークです。ダンスが得意な子、衣装作りが得意な子など、一人ひとりが自分の得意を活かし、みんなの力で一つの作品を作りあげています」(顧問の渡壁和子先生)。「ゼロから自分達で作品を作りあげるまでは大変ですが、舞台で踊り切った時はその苦労を忘れてしまうほどの達成感があります」と部長R・Kさんはダンス部の魅力を語ります。
これまで後輩達を引っ張ってきた高2生も今日が最後の舞台。ラストステージは、東京女学館創立130周年記念として開催された「オルセースクールミュージアム」(フランス国立オルセー美術館公認のリマスターアート展)のオープニングセレモニーで、ゴッホの描いた『ローヌ川の星降る夜』をイメージした世界を表現しました。踊り切った高2生と、これから部を引っ張っていく高1生。どちらもステキな笑顔を見せてくれました。
※上記はNettyLandかわら版の抜粋です。全容はこちらをご覧ください。
東京女学館中学校
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