マーチングバンド部の全国大会における金賞受賞回数は通算31回、近年は2年連続で編成別最優秀賞を獲得しています。
鎌倉女子大学中等部・高等部の放課後のグラウンドには、マーチングバンド部のトランぺットをはじめとする金管楽器やドラムの音色と、指示やその返事の活発な声が響いています。マーチングバンドとは、管楽器や打楽器を中心に、歩きながら楽器を演奏し、ショーやパレードなどを行うバンドのことで、旗やバトンなどのパートもあり、ショーでは踊りや小道具でストーリーを表現しています。
本校のマーチングバンド部の歴史は50年を越え、全国大会常連の強豪部です。「努力なくして栄冠なし」をモットーに日々練習を重ね、2018年の全国大会では「Toy Box(おもちゃ箱)」というテーマのショーで金賞を受賞し、前年に続いて編成別最優秀賞を獲得しました。全国大会はショー形式で、30メートル四方のスペースでめまぐるしくフォーメーションを変化させていきます。「8分という限られた時間で、いかに観客の皆様に感動を伝えられるかが勝負です。毎年テーマが違うので、『今年はどんなテーマだろう』と演じる私たちも楽しみにしています。」という部員たち。普段から、大会だけでなく地元のパレードやお祭りなど様々なイベントに参加し、演奏・演技を披露しながら演奏や魅せ方の技術を高めていきます。毎月のようにある本番で観客の方々の笑顔に触れ、力をもらっています。
普段の練習は、学校のグラウンドで行います。グラウンドを使用する部活動は他には無く、活動場所が競合することがありません。校舎で囲まれた中央に位置するグラウンドには人工芝が敷かれており、授業が終わると高校2年生がポイントとり(5メートルごとに置かれる目標マークの設置)を始めます。準備運動や体力づくりのためのランニングと筋トレを終えたらパートごとに分かれて練習です。先輩が後輩に教えるのはもちろん、顧問だけでなく5名の外部講師の指導のもとで練習していきます。後半は全体で合わせて、バランスを見ます。部分ごとに何度も繰り返して合わせ、本番に向けて調整していきます。
顧問のコメント「マーチングバンドの良さを文章だけで伝えるのは、なかなか難しいです。実際に見て、聴いて、肌で感じてもらいたいと思います。秋になると2019年度のショーができあがってきます。ぜひ、学園祭や説明会などで来校して、実感してもらいたいと思います。」
※上記はNettyLandかわら版の抜粋です。全容はこちらをご覧ください。
鎌倉女子大学中等部
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