「思考力」「国際力」「美」の3つの教育で自ら学ぶ意欲を高め、“探究力”を育む
グローバルな視野を持ち、クリエイティブに問題解決できる“探究女子”を育てるというビジョンのもと、「思考力教育」「国際力教育」「美の教育」の3つを教育の柱とするトキワ松学園。今回はトキワ松独自の教育プログラム「思考力教育」と「国際力教育」について、広報部長の播磨先生にお話を伺いました。
全ての教科学習の土台を作るトキワ松の思考力教育
「本校では、30年以上積み重ねてきたトキワ松伝統の図書教育を基盤に、思考力教育の取り組みのひとつとして、探究型授業『思考と表現』を実施しています。教科の枠を超えた全ての学習の基礎となる『資料検索力』『言語力』『論理力』『コミュニケーション力』の4つの力を養います。活動のひとつである『対話型美術鑑賞(VTS)』では、1つの作品をグループで鑑賞し、絵の中に描かれていることに根拠を求めながら、感じたこと、考えたことを発表し合います。この単元では、正解のない問いを考え続ける力も養うことができると考えています。思考力教育で育まれるこれらの力は、国際力教育においても効果を発揮しています」
聞く・話す力を高める“LS”と世界で活躍するための“GS”
「本校の国際力教育は、語学力をつけるだけではなく、世界の多種多様な人たちとコミュニケーションを取ることに重きを置いています。中学では、教科書を用いた授業とは別に、週2時間の『LS』(Listening & Speaking)を行っています。ネイティブ2名と日本人の計3名の先生よるチームティーチング体制を取り、聞く・話す能力を伸ばすことはもちろん、徐々に世界に視野を広げる工夫をしています。また、LSの授業では、グループや個人で発表する機会を多く作り、自分の意見を英語で表現し、相手に思いを伝えるプレゼンテーション能力を鍛えていきます」
「高校になると、世界事情や諸問題について英語で学ぶ『GS』(Global Studies)が始まります。世界が抱える諸問題の背景を学び、グループで解決策をディスカッションします。また個人では、英語論文をまとめ、英語で発表する力をつけていきます。GSは、大学受験のみならず、世界を舞台に活躍できる力を確実につけると考えています」
充実した海外研修プログラムと海外大学への特別推薦制度
「本校では、18日間のイギリス多文化研修、3ヵ月のオーストラリアターム留学などの機会を提供しています。また、アメリカやカナダ、オーストラリアなど、海外大学特別推薦制度を導入し、海外大学進学希望者向けのサポートをしています。自分にあった進路を実現できるよう、一人ひとりに寄り添った進路指導を行っています」
思考力教育をベースに、グローバルに活躍できる人材を育成するトキワ松学園。中学受験はもちろん、帰国入試や転・編入試がありますので、海外赴任するご予定がある方も、是非注目してみてください。
対話型美術鑑賞
絵に根拠を求めながら、感じたことを言葉で伝える努力をする。また、他者の発言を聞くことで、多様な視点や発想を受け入れ、自分の考えを深めていく。
Listening & Speaking
LSではネイティブの先生たちとの会話の中で自然と英会話に親しむ。英語嫌いを作らないような工夫を凝らした授業を行っている。
※上記はNettyLandかわら版の抜粋です。全容はこちらをご覧ください。
トキワ松学園中学校
[学校HP]http://www.tokiwamatsu.ac.jp/
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