言葉の力を大切に、多国籍社会で協働できるしなやかで主体性ある女性を育てます
オンライン英会話を導入し、新大学入試にも対応
目黒星美学園中学校では「今、自分にできることは何か」を常に考えて行動できる女性を育てます。これから多国籍社会となる日本で、国籍を超え、考えを分かち合い、円滑に物事を進めていく上でコミュニケーション力は必須です。そのツールとしての英語教育に力を入れています。同校の英語教育について、英語科の満田智子先生にお話を伺いました。
「英語で「話す」「聞く」力を向上させるため、オンライン英会話を導入しました。今年度は中3から高2までが実施しています。ネイティブの講師とパソコンを通じて1対1で25分間会話をします。通常の英会話の授業は15人前後で行うので、どうしてもおとなしい生徒の発話が少ないことがありますが、オンライン英会話では全員が必ず英語で話さなければならないため、一人ひとりの課題がはっきり見えてくるという特長があります。会話の中で趣味の話題になることもあり、生徒たちからは笑顔も見られます」(満田先生)。授業後には毎回、生徒たちが感想を記入していますが、「先生は私がしっかり内容を理解しているか確認してくれたり、発音を細かくチェックしてくれました。次回は自分の言いたいことをスラスラ言えるようにしたいです」、「単語ではなく文章でスラスラ答えることができるようにしたい。ターム留学に行くので、それを意識した練習もしていきたいです」など、それぞれ自分の成果や課題が見えてきている様子。2020年度から始まる新大学入試では英語4技能の力を測る外部資格・検定試験を利用することができるようになるため、それに対応した力を身につけることも期待できそうです。
英語関連行事が充実!留学生から異文化も学べる環境
同校では、入学前の春休みに2日間「スプリングセミナー」を実施しています。この行事の目的は入学前に英語に親しむことと仲間作り。そのため、ネイティブの先生から簡単な英語を学んだり、一緒にグループワークを行ったりします。入学後はイングリッシュ・キャンプ(中1)、ブリティッシュヒルズ語学研修(中2)と、国内で多国籍の講師から学べる語学研修があります。「こうした研修の中で生徒たちは間違いを恐れずに話すことを身につけていきます。『間違いを恐れて話せない自分』を克服することが大切なのです」(満田先生)。
そして、中3以降は希望者を対象とした海外研修(カナダホームステイ、オーストラリア交換留学、ニュージーランドターム留学、フィリピンボランティア研修)に参加できます。また、同校では毎年、交換留学生を受け入れています。「海外の同年代の生徒たちの考えを直に聞ける貴重な機会でもあります。授業で留学生が発表する時、生徒たちはとても集中して話を聞いています」と満田先生。
同校ではこのほかにも語彙コンテストを実施したり、夏休みの課題で洋書を1冊取り上げるなどさまざまな取り組みを行っており、生徒たちはその積み重ねにより大学入試にも対応できる英語力を身につけています。
※上記はNettyLandかわら版の抜粋です。全容はこちらをご覧ください。
目黒星美学園中学校
[学校HP]http://www.meguroseibi.ed.jp/
〒157-0074 東京都世田谷区大蔵2-8-1 Tel.03-3416-1150
最寄駅/
小田急小田原線「祖師ヶ谷大蔵駅」徒歩20分。東急田園都市線大井町線「二子玉川駅」、東急東横線「都立大学駅」からバス「星美学園」ほか。スクールバス:「二子玉川駅」からあり。