感性教育+英語学習=イングリッシュ・サマーキャンプ
中学生全員が参加長野の大自然で感性を高める
橘学苑では、多彩な体験と学習を通じて、豊かな心を育てることを目的に、自然豊かな長野県飯島町に総合交流拠点施設を設けています。この施設では、毎年中1生が春と秋に米作りをしていますが、昨年の夏から新たに、中学生全員を対象に3泊4日の合同合宿「イングリッシュ・サマーキャンプ」を実施しています。合宿では中1~中3で5つの縦割り班を作り、飯島町の自然を観察したり、周辺の企業を訪れ食作りの見学をしたりして、人と水、自然のつながりを体感します。それらをグローバルな視点から理解するために、日本の大学に留学中の様々な国の大学生をインストラクターとして迎え、感性教育と英語学習を複合的に行います。
自然を体感する「ネイチャーイン」では、春に田植えをした田んぼの周辺を観察しました。「春とは違う花が咲いていた」(坂本さん)、「カエルをいっぱい捕まえた」(木村くん)と中1生の2人。入学してからすでに3度目の飯島町に慣れ親しんでいる様子が伝わってきます。
飯島町観光大使として町の魅力を英語でプレゼン
橘学苑の中学生が卒業までに3年間わたって通う、自然豊かな飯島町。今回の合宿では、橘学苑生にとって馴染みのある飯島町の魅力を、「飯島町観光大使」として、この町に訪れたことのない人達に英語で伝えるという大きな課題がありました。各班で道の駅や工場、飯島町の観光課などを訪れ、調べ学習をしました。木村くんの班は道の駅で販売されている名物アイスクリーム「すずらんソフト」について、坂本さんの班は信州のりんごを使った「アップルパイ」について、青木くんの班は信州の水で作る「養命酒」について、そこで働く方に話を聞きました。「養命酒の工場では、たくさんの生薬を触ったり、匂いを嗅がせてもらったりしました」と、中3生の青木くん。実際に見て触ったことで、感じることがあったようです。
各班が調べた内容は、模造紙3枚にまとめ、それを世界の人達にも紹介できるように英語で発表します。発表の仕方は自由で、木村くんの班は劇風に、坂本さんの班はクイズ形式で発表をしたそうです。また、模造紙には日本語で、発表は英語でという班もありました。
「模造紙にまとめる時は、班のメンバー全員が真剣に取り組みました」(青木くん)、「発表をする時は緊張したけれど、大きな声で話すように意識しました」(木村くん)、とみんな一生懸命に取り組み、実りの多い4日間となりました。橘学苑生にとって飯島町は特別な場所になっています。
※上記はNettyLandかわら版の抜粋です。全容はこちらをご覧ください。
橘学苑中学校
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「橘学苑・橘テニスアカデミー前」ほか。