私学探検隊

音楽に包まれた学び舎でそれぞれの個性を発揮し自由な表現で心に響く音を紡いでいく

自分らしい音を奏でながら周りの音に耳を傾け調和していく

1985年に弦楽合奏部として創設され、2011年度にほぼすべてのパートが揃い、オーケストラ部として活動している。練習は、全体の合奏の他、パートごとにも分かれて行われ、先輩後輩関係なく、生徒同士で教えあっているので、自然と縦の結びつきが強化されていく

1985年に弦楽合奏部として創設され、2011年度にほぼすべてのパートが揃い、オーケストラ部として活動している。練習は、全体の合奏の他、パートごとにも分かれて行われ、先輩後輩関係なく、生徒同士で教えあっているので、自然と縦の結びつきが強化されていく

中学1年生から高校2年生まで約80名の生徒が合同で活動しているオーケストラ部。指揮者を中心に、弦楽器や木管・金管楽器、打楽器などで構成され、クラシックはもちろん、ポピュラーや映画音楽まで幅広く演奏しています。練習は月曜・木曜・土曜の週3回。毎年、学院祭や新入生歓迎コンサートをはじめ、年末に開かれる「全国高等学校選抜オーケストラフェスタ」や 南船橋のビビットスクエアで行われる「スクールバンドパフォーマンス」など、学校内外でも活発に活動を続けています。
「自分というものをしっかりともった、個性あふれる人たちが集まっているのですが、自己主張するのではなく、他の人の意見をしっかり聞いて話し合い、全員で目標に向かって一つのものを作り上げていく強い団結力があると感じています」と語るのは部長の中井さん。さらに「先輩後輩の関係はパートを越えて仲がよく、部全体が和気あいあい。でも“挨拶をする”“約束を守る”“お互いを思いやる”などの社会に出ても役立つ基本的なルールはきちんと守っています。授業では教わらない大切なことを、部活を通して学ぶことができます」といいます。
そんな生徒たちから“なんでも親身に相談にのってくれる”と全幅の信頼を寄せられているのが顧問の橋本健史先生。「放課後という限られた時間の中で、いかに効率よく、濃い内容で練習できるか。スケジュールや内容、場所の確保など、生徒主導で進めています。トラブルや行き違いがあっても相談してくれますし、真っ正面から問題に向きあい、克服していく姿をみていると、部活が生徒の成長に大きな意味を持っているんだと感じます」。夏休みには4泊5日の合宿を実施。次の目標に向かって切磋琢磨する日々が続きます。

勉強との両立もしっかり!
自分のペースで音楽を存分に楽しむ

学院創立の頃に創部された歴史あるマンドリン部。中学生・高校生を合わせて約120名で活動しています。モットーは、「先輩・後輩が分け隔てなく、楽しく仲よく活動すること」で、この精神は今も変わりません。
「常に笑顔を忘れず、後輩たちに明るく接し、お互いの信頼関係を築けるよう心がけています。練習は、火曜・水曜・木曜の放課後。基礎練習にはじまり、パートごと、そして最後に全体練習をします。ディズニーやジブリ、映画音楽など幅広いジャンルの演奏に挑戦しています」と語る、部長で指揮者の宮野さん。さらに「マンドリン部は平日3回の活動なので、勉強との両立もしやすいと思います。土日もしっかり自分の時間があるので、音楽に興味があって、勉強との両立も重視したい人におすすめ!」。
夏休みになると老人ホームを訪ねて演奏会をするなど、ボランティア活動も積極的に行っています。「演奏後に聴いてくださった方々とふれあう時間もあり、とても楽しいです。世代に合わせた曲を演奏すると歌ってくださる方もいるんです。普段の生活でお年寄りに接する機会がなかなかないので、よい経験になりますし、やりがいを感じます」と宮野さん。
そんな生徒たちを指導するのは顧問の荒川千祐先生。「入部したての頃の生徒たちは、周りがあまり見えていないのですが、日を重ねるごとに段々協調性が身についていくのがわかります。他の部と比べて腕前を披露できる場は少ないのですが、学院祭での演奏やボランティア参加など、外に目を向ける機会をどんどん増やして、さらに成長していってほしいと思っています」。

学生時代にしか体験できない貴重な時間を音楽に賭ける

1969年管楽器クラブとして発足し、昨年創部50周年の演奏会を催した吹奏楽部。中学生は月曜・水曜・金曜・土曜、高校生は日曜と木曜以外の全日に中高合同練習を行っています。
「4月はウェルカムコンサートを開催。6月には千葉県内の私立学校が参加するコンクール、8月には千葉県文化会館で行われるクラブ最大のイベント、千葉県吹奏楽部コンクール。ほかにも秋の文化祭や11月の定期演奏会など、一年をとおしてさまざまなイベントが目白押しです。2005年には銀賞・銅賞・優良賞を続けて受賞していた『千葉県吹奏楽部コンクール』で金賞を受賞することができました」と顧問の坂井絵美子先生。
さらに、「ゴールデンウィークや夏休みの期間中には音楽大学卒業のプロの先生方に来ていただき、楽器の使い方はもちろん、演奏時の呼吸法や音の出し方まで、全パートで本格的に指導を受けられるのもこの部の大きな特長です」と語ります。
日頃の練習は高校2年生が中心で、スケジュールや演奏する曲目も部員が決めているそう。「挨拶や時間の約束、出欠には特に厳しく、伝えるべきことははっきり言ってコミュニケーションをとるように心がけています。また、ほぼ毎日練習があるので勉強との両立も大変ですが、家には部活のことを持ち込まず、気持ちを切り替えています。今は入部した時よりも楽器を演奏すること、合奏することが楽しくてたまりません」と部長の廣瀬さんの笑顔がこぼれます。「今しかできない部活動で礼儀を学び、楽器を演奏する楽しさ、音楽の楽しさを感じられるような部にしていきたいです。千葉県吹奏楽部コンクールの最高賞、理事長賞を目指します!」と今後の夢を語ってくれました。

国府台女子学院には36の部活動があります!

◎文化系部活動/園芸、仏教研究会、美術、
写真、ギター、タイピング&パソコン、
アニメーション、合唱、ビオトープ愛好会、
英語、クッキング、演劇、映画、放送芸術、軽音楽、
ボランティア、オーケストラ、文学、化学、創作絵本、書道、
吹奏楽、マンドリン、百人一首競技かるた、歴史研究会、検定
◎体育系部活動/バスケットボール、剣道、
卓球、タッチラグビー、バレーボール、
ソフトボール、陸上競技、ダンス、
硬式テニス、水泳

 

※上記はNettyLandかわら版の抜粋です。全容はこちらをご覧ください。

国府台女子学院中学部 
[学校HP]https://www.konodai-gs.ac.jp/junior/
〒272‐8567 千葉県市川市菅野3‐24‐1
Tel. 047‐322‐7770
最寄駅/
京成本線「市川真間駅」徒歩5分。JR総武線「市川駅」徒歩12分。

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