文化部、運動部を問わずクラブ活動が盛ん。自分の好きなことに熱中できる環境があるから、自信がつく、友だちができる、勉強も頑張れる
キリスト教の精神に基づき「グローバル社会で生きる、自律した人間教育」をめざす桜美林。外国語教育や国際交流が盛んな学校として知られていますが、仲間と励まし合いながら同じ目標に向かって努力するクラブ活動も活気があり、中学校では約9割の生徒が何らかのクラブに参加しています。陸上部が『競技力向上』『人間力向上』『文武両道』をモットーに活動するように、どのクラブも相応の目的と目標をもって活動しており、仲間とともに過ごす時間が学校生活や学業を頑張るための原動力となっています。
桜美林の部活は生徒主体で楽しい
多くの生徒が参加する理由は、生徒主体の活動で楽しいからです。運動部、文化部を問わず、好きなことに夢中になれるだけでなく、個性や努力を認め合える環境があります。先輩が後輩に指導したり、互いに創意工夫したりしながら、技能や人間力を高め合っています。
剣道部の古本陽輝さん(高1)は、そうした活動の中で「他者を思いやることを学んだ」と言います。
「入部当初は荷物運びやボール拾いに対して人任せだった。先輩に指摘されて自分から動くことができるようになった」と振り返るのは、バレーボール部の上出紗嬉さん(中3)です。「自発的に行動することは社会に出てからも重要になると思うので、クラブ活動を通して学べてよかったです」。
こうした生徒主体の活動は、顧問の先生に「クラブ活動も学びの場」という意識がなければ成り立ちません。女子ソフトテニス部の永井香先生は、「個人競技ですが、チームの一員として協力し合う協調性や、ベストを尽くすことの大切さを学んでほしい」と言います。
卓球部顧問の堀越禎朗先生は、生徒自身で考えることと、互いに刺激をし合える環境づくりを大切にしています。 「技術を向上させるには、さまざまな材料をもとにどうすべきかを考えることが大切です。また、うまくできる技術も偶然で終わらせず、うまくできた理由をしっかりと考えて自分の中で整理できるようになってほしいと考えています」
卓球部の新入部員はほとんどが初心者です。先輩と後輩の壁がほとんどなく、和気あいあいとした雰囲気ですが、こうしたアドバイスによって工夫が生まれ、大会で1つでも多く勝てるようにと、熱心に練習に取り組む姿が見られます。
クラブ活動を入口に中学校生活を想像してみよう
中学時代に自信がついた生徒は、高校でも同じクラブで活躍したいという目標をもつようになります。高校もクラブ活動が盛んで、その意欲をつなげることができるのも同校の魅力です。合唱部や書道部、美術部のように、高校生と一緒に活動しているクラブでは、6年間にわたり多くの刺激を受けて力を伸ばすことができます。学校の中に居場所ができる、という意味でも価値のあるクラブ活動。まずはそこを入口に、桜美林で学校生活を送る姿を想像してみませんか。
演劇部 ①週3日②新入生歓迎公演、文化祭公演など③部員同士で劇のテーマを考えたり、台本を作ったり…。すべて手作りで行っています④何もないところから、一人ひとりがさまざまなアイディアを出しながら、公演の成功に向けて努力を重ねています。公演後、お客様からたくさんの拍手をいただくことが何よりの励みとなります。
Hand Made部 ①週2日②日本縫製機械工業会 ホームソーイング小・中・高校生作品コンクール入賞③手芸、時々お菓子作り④自由に好きなものを作っています。教え合い、刺激し合って、新しい発見をしながら、手作りを楽しんでほしいと思っています。気の合う友人と活動することによって、工夫する楽しさや完成させる喜びを得ることができていると思います。
漫画研究部 ①週3日②文化祭で部誌を販売。その売上を京都アニメーションに全額寄付しました③好きなイラストや漫画を思い思いに描いて楽しんでいます。文化祭ではイラストのリクエストを受け付けて、喜んでくださる方々から大きな力をいただいています。また、実際に描いたものが本になり販売される過程に達成感を得ています④自分の好きなことが認められて、思い思いに話が出来る居場所になっていると感じています。
CYA(クリスチャン・ユース・アソシエーション)部 ①週2日②障がい者施設「花の家」から表彰されました③学年を越えてアットホームに活動。聖書の言葉を学び、隣人愛に基づくボランティア活動を行っています。④聖書の言葉を通じて心を豊かに養い、ボランティア活動を通じて社会に貢献できる人へと成長していきましょう。
①活動日数②実績(過去も含む)③活動の特色④顧問のコメント
※詳細は学校HPをご覧ください
剣道部 ①週5日②都大会出場(男女)③大会で上位進出、3年間で二段取得を目指して稽古に励んでいます④競技そのものの楽しさはもちろんですが、剣道を通して学べることを大切にしてほしい。そして、剣道を続けてほしいと思っています。
野球部 ①週5日②町田市大会優勝、都大会出場③先輩も後輩も一緒に仲良く練習しています④野球の技術だけでなく、仲間との協調性、頑張ることの大切さを学んでほしいと思っています。
陸上部 ①週5日②都大会出場、東京駅伝に代表選手を輩出③男女が一緒に、自己記録の更新を目指して、互いに切磋琢磨し合いながら練習に励んでいます。④何事にも努力を惜しまず、他者を尊重できる人間に育ってほしいと思っています。
女子ソフトテニス部 ①週5日②私学大会ベスト32③ラケットの持ち方から先輩が丁寧に教えて、1つ1つの試合に勝つことを目標に楽しく活動しています④部活動は心身を鍛える場。他の学校生活や勉強としっかり両立して頑張ってほしいです。
卓球部 ①週3、4回(部員により異なる)②都大会出場③全員に練習の成果を発揮する場があるので、大会で1つでも多く勝てるようにと熱心に練習しています。④活動を通して互いを認め合い、切磋琢磨していく姿勢を身につけてほしいです。
バレーボール部(女子) ①週5日②ブロック大会出場③基礎を大切に練習しています。土曜日に高校生と合同で練習することもあります。④「応援される部活になる」をモットーに、技術の向上だけでなく、元気の良い挨拶や学生の本分である勉強にも力を入れるように声掛けをしています。他者を大切にすること、感謝を忘れないことを学んでもらいたいと思っています。
①活動日数②2019年度戦績③活動の特色④顧問のコメント
※詳細は学校HPをご覧ください
※上記はNettyLandかわら版の抜粋です。全容はこちらをご覧ください。
桜美林中学校
[学校HP]http://www.obirin.ed.jp/
〒194‐0294 東京都町田市常盤町3758
Tel. 042‐797‐2668
最寄駅/
JR横浜線「淵野辺駅」徒歩20分。「淵野辺駅」・JRなど「町田駅」からバス「桜美林学園前」ほか。スクールバス:京王線・小田急線・多摩都市モノレール「多摩センター駅」、「淵野辺駅」からあり。