教えられる教育から学びとる教育で生徒の力を伸ばす
今年創立80年を迎えた啓明学園中学校は、生徒の約40%が国際生(帰国生、外国籍の生徒、留学生の総称)です。生徒たちはインターナショナルな環境の中、お互いの違いを理解、尊重し合いながら学校生活を謳歌しています。グローバル教育のパイオニアともいえる同校が目指すこれからの教育について、理事長・学園長の北原都美子先生に伺いました。
主体的な学びへと導き世界基準の資質を養う
これからの社会はさまざまな国の方との協働が必要になりますから、他者理解や自己表現がより重要になっていくことでしょう。そのため生徒たちには、語学力や幅広い知識の獲得と同時に、チャレンジ精神を大切に主体的な学びを身につけて欲しいと考えています。この主体的な学びは、思考力や問題解決力の育成にも効果的です。また、グローバル社会で求められる人材には、物事を鵜呑みにしない批判的思考力も欠かせません。本校では教科横断型の授業を展開し、培った知識の活用や十数年先の社会に対応した力の育成に努めています。
「幅広い知識をもとに、先を見通した力を養い、自立した人を育成する」。この言葉を今年度の学園目標とし、生徒一人ひとりが自分の可能性を大きく広げ、本校で得た力をもとに未来をしっかり歩んでいけるよう、これからも良い取り組みは柔軟かつ迅速に導入。そして、多くの選択肢とチャンスを生徒たちに提供していきます。
世界50ヵ国、180以上のメンバー校からなる私立学校連盟「ラウンドスクエア」の正式加盟校として、国際会議や地域会議などに参加するほか、海外の学生との議論や協働を展開。学内でもリーダーシップを培いながら異文化に触れる独自のイベントを多数開催しています。
海外大学への学内推薦も可能
昨年、海外協定大学推薦制度「UPAA」と協定を結び、英・米20大学への学内推薦が可能に。国内受験の結果を待ち進路を決定する「グローバル併願」もできます。海外体験学習や留学制度も充実しており、多くの生徒が学内で培ったグローバル精神を現地で実践しています。
生徒の約半数が国公立や私立難関大学へ進学。以前より定評のある外国語・国際系学科への進学はもちろん、教科横断型授業をきっかけに理科や数学に興味をもち、理系へ進学する生徒も増えています。
※上記はNettyLandかわら版の抜粋です。全容はこちらをご覧ください。
啓明学園中学校
[学校HP]http://www.keimei.ac.jp/jsh/
〒196-0002 東京都昭島市拝島町5-11-15 Tel.042-541-1003
最寄駅/
JR五日市線 青梅線 八高線・西武拝島線「拝島駅」南口から立川バス〔立川駅北口行き〕10分「啓明学園」・立川バス〔拝島循環〕10分「やまのかみ会館」。JR青梅線 中央線 南武線「立川駅」北口バスターミナル⑩乗場から立川バス〔拝島駅行き・拝島操車場行き〕25分「啓明学園」ほか。スクールバス:「拝島駅」南口から6分・京王線「京王八王子駅」(子安神社裏)から20分・JR中央線 八高線 横浜線「八王子駅」南口ロータリー③乗場から30分。