「つなげて」「広げる」トルネード・ラーニングで学びの力を大きく伸ばし、次世代リーダーを育成
90年余にわたり女子教育に尽力してきた聖徳大学附属女子中学校が、来年度からの共学化により「光英VERITAS(ヴェリタス)中学校」として生まれ変わります。今まで培ってきた柔軟かつ先進的な教育に、さらに厚みを持たせたヴェリタスでの学びを、副校長の大野正文先生にご説明いただきました。
探究的学びを繰り返しより良い学びへつなげる6年間
本校では、人づくりを基盤としながら、人・社会・自然に貢献する次世代リーダーを育成していきます。そのため、探究的な学びを教科学習に留まらず学校生活全体につなげていき、さらに大学の研究室や企業や地域との連携へと広げていきます。この探究的学びを「つなげて」「広げて」いくのが「ヴェリタス・トルネード・ラーニング」です。
生徒たちは6年間の学校生活で未来の世界に貢献するため、解決すべき問題に取り組む課題解決研究を行います。そして研究で得た学びや学問に対する意欲を、進学の動機づけにして欲しいと考えています。中高での学びを大学でさらに深めるという意識を持って進路決定を行い、社会に出てからも研究テーマに関する取り組みを継続しキャリア形成をしていく。この一連の流れにより、人や社会や自然に貢献する次世代リーダーへと成長していくのです。
課題発見・課題解決を繰り返し自分から学ぶ姿勢を育む
●トルネード・ラーニングの「テーマ設定」「課題発見・課題解決」「発表・表現」というサイクルの中では、「ふりかえり」の活動を重視。その過程で客観的な視点と自発的に学習に取り組む姿勢を培い、学ぶ力を伸ばしていきます。
●教科学習では知識・技能を土台に、思考・判断・表現・主体性・協働・多様性を高める探究的な学びを実施。また、さまざまな課題の中で、基礎や基本をきちんと定着させながら活用力を伸ばしていきます。
チューター在籍の自習室も手厚いサポート体制
●東京大学や千葉大学医学部などの大学生チューターが常時4~6名在籍する自習室を開設。教員とチューターが密に連携し、学習計画、学習方法など細かな指導を展開。19時まで開室しているので、部活後に利用する生徒も多くいます。
●長期休暇中、定期考査前に補習や補講を実施し、きめ細かに生徒をフォロー。連携協定を結んでいる東京理科大学の学生を補助チューターとして招いて、細やかに指導をします。
学習の効率化を図り思いやりの心を育むICT活用と小笠原流礼法教育
●ひとり1台のiPadにより、生徒個々の習熟度に応じたアダプティブラーニングを実施し、学習効率を促進。情報共有やさまざまな活動の蓄積にもICTを有効活用し、いつでも、どこでも必要な情報を取り出せるようにします。
●小笠原流礼法では「思いやりの心」の育成を軸に、協働の基となるコミュニケーション力を高めると共に、国際社会で通用するグローバルスタンダードなマナーを習得。また、生徒全員が授業の中で小笠原流礼法の免状を取得できます。
教室での学びを実際に体験 理数教育、英語・グローバル教育
●基礎を定着させながら活用するスキルを養うため、豊富な理科実験を用意。授業で立てた仮説を検証する場として実験を行い、探究的な学びへとリード。また、研究から発表までのサイクルを多く設け、校外コンテストにも積極的に参加します。
●日本文化を理解し発信できるグローバル人材を育成。そのため、授業にマンツーマンのオンライン英会話を組み込み、英語4技能5領域を高めます。英語教育の実践の場となる中学3年でのオーストラリア修学旅行など、体験行事を効果的に配置しています。
※上記はNettyLandかわら版の抜粋です。全容はこちらをご覧ください。
光英VERITAS(ヴェリタス)中学校
(現校名:聖徳大学附属女子中学校 2021年4月校名変更予定)
[学校HP]https://koei-veritas.jp
〒270-2223 千葉県松戸市秋山600 Tel.047-392-8111
最寄駅/ 北総線「北国分駅」「秋山駅」徒歩10分。JR「松戸駅」「市川駅」から京成バス20分。