オンラインで加速した放課後探求学習「学びプロジェクト」
横浜女学院では２０２０年度当初、新型コロナウイルス感染拡大によりマイクロソフトのＴｅａｍｓを活用したオンライン授業に移行しました。普段と異なる学校生活に戸惑いを覚える生徒もいる中、これを機に新しい学びの機会を提供できないかと社会科、理科、英語科、聖書科など様々な教科の教員がコラボして始めたのが横浜女学院の「学びプロジェクト」です。
「養殖マグロは天然マグロを超えられるのか？」「日本はベーシックインカムを導入するべきか？」「日本人の幸福度は高いのか？」といったテーマに対して、問いを定義し、調べ学習をして、意見を交換する中で探求的な学びのサイクルを回していきました。参加した生徒たちは多様な教科横断的テーマに取り組むことで、興味関心の幅を広げ、リサーチスキルやプレゼンスキルを磨いていきました。
最初は校内の自主活動として始まった企画でしたが、オンラインの利点も生かし、京都の同志社中学校とも学びの交流イベントを行いました。一つ上の学年の同志社中学の生徒がまるで教員のようにディスカッションを仕切る姿を見て、「私もあんな風にリーダーシップが取れるようになりたい」と参加した中学二年生のある生徒は嬉しそうに話してくれました。普段関わることのない関西の同世代の生徒たちと学びの練習試合を行う中で、生徒たちは新たな気づきや学びを得ることができたようです。
今後は大学や企業とも連携し、進路やキャリア形成にも繋がるより一層充実した学びの場を企画し、横浜女学院の「学びプロジェクト」は進化していきます。
※上記はNettyLandかわら版の抜粋です。全容はこちらをご覧ください。
横浜女学院中学校
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