共学化4年目! 行事、部活、生徒の“今”を大事に実施
部活も委員会も男女協力して活動中!
創立80年を超える歴史を持つ伝統校である、八雲学園が共学化して4年。今年の中1生では男女約半数ずつになりました。
「高校生になると男子は心身共に大きな成長を見せ、男女で協力し合う場面も増えました。生徒会や文化祭実行委員、美化委員などにも男子生徒が積極的に入り、後輩たちの手本にもなっています。成長の進度や個性は違っていても、八雲の伝統や教育成果は男女変わることがなく進化できていることを感じます」と、副校長の菅原久平先生。
八雲には全国大会やインターハイ出場の部活動もあり、活動が盛んですが、運動部、文化部共に男女一緒に取り組んでいます。男子に人気なのは、硬式テニス部やサッカー部ですが、吹奏楽部、茶道部などにも入り、生徒たちはたくさんの仲間と、それぞれの活躍の場を見つけ、学校生活を楽しんでいます。
伝統校でもありながら、世界への扉が開くグローバル教育に定評のある学校でもあり、本物の体験ができる機会を多く提供する次世代を見据えた教育を行う革新的な学校でもある八雲。入学してくる生徒は男女共に、「何かを一生懸命にやりたいという熱量のある子が多い」です。
入念な感染対策で行事も工夫して実行!
学校生活では、日々の勉強はもちろんのこと行事や部活動も生徒たちの成長には欠かせない要素。コロナ禍でもいち早く対策に取り組んできた八雲では、行事もただ全て中止するのではなく、最大限の感染対策を行って可能な範囲で実施をしてきました。
6月には中1生のレシテーションコンテストが行われ、入学して英語を学び始め2カ月の中1生全員が、一人ずつ発表するという大舞台を経験しました。これも八雲の伝統行事ですが、今年はクラスごとに時間を分けたり、見学する生徒や保護者は大きく距離をとって入れ替え制にしたり、何度も消毒をするなど対策もしっかり取られました。
「これからはたとえ国内で働くとしても海外の人と協力して働くのが当たり前の時代。英語ができないと働けなくなるでしょう。英語が苦手な子も得意な子も全員が行い、中高の英語の学びの経験をきちんと積めるスタートを切らせてあげたいのです」。
合唱コンクールでは、生徒の距離を置いて、その間にアクリル板を設置して開催。高さ、風向き、サイズなどを検討し何度も調整を重ねたオリジナルのアクリル板は、合唱用だけでなく八雲のオリジナルサイズの机にも合わせて作られたものもあります。遠足などにも持参するなど、生徒のために行事を続けながらも感染リスクを最大限防ぐ努力が続けられています。
「多感な中高生の時期だから、今の年齢だから、経験したことや感じたことは、その子の中に堆積していき、その人の感性を育てていきます。中高でやれることは、“今”を逃さずやってあげたい。もちろん海外研修や文化体験などこれまで中止した行事もありますが、できるだけ最大限リスクを減らす努力をして取り組める方法を考えています」。
豊富な海外研修プログラムやラウンドスクエア加盟校同士の交流なども、状況が落ち着いてまた再開できるのを楽しみにしつつ、八雲の生徒たちは“今”できる体験や学校生活を謳歌し、充実した学校生活を過ごしています。
※上記はNettyLandかわら版の抜粋です。全容はこちらをご覧ください。
八雲学園中学校
[学校HP]https://www.yakumo.ac.jp/
〒152-0023 東京都目黒区八雲2-14-1 Tel.03-3717-1196
最寄駅/
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