他大も目指せるハイブリッドスタイルで現役合格へ
オリンピアンの卒業生も手厚い指導で目標を実現
今夏、世界中を感動の渦に巻き込んだ東京2020オリンピック。日本は史上最多58個のメダルを獲得しました。中でも競泳男子でメダル獲得第1号となったのが、男子200mバタフライ銀メダルの本多灯選手です。日本大学藤沢高等学校は、その本多選手の母校であり、今大会では五十嵐千尋選手(競泳女子400mリレー等)、岸本新菜選手(トライアスロン)と、3名の卒業生がオリンピックの舞台に立ちました。
今回3名のオリンピアンを輩出した同校は、クラブ活動も盛ん。広々とした敷地にはさまざまな施設が揃い、19の運動部(中学11)、18の文化部(中学14)が活動。強豪といわれるクラブも多数あります。そのため、クラブと学びを両立できるよう、学習面でも手厚い指導を続けています。中学1年時から学習習慣や計画性を育成し、小テストで細かく理解度をチェック。差が出やすい中学の数学と英語は習熟度別授業を導入するなど、どの生徒も伸び残しのないよう、丁寧に指導を行っています。「授業内での理解を一番に考えて各教員が工夫をしています。時間のつくり方に不慣れな1年生には我々も指導を行いますが、クラブの先輩が手本となっているケースも多々あります」と、広報部主任の三武誉生先生。
好奇心を学びへ繋げ将来を具体化する連携教育
大学キャンパス内に位置する同校では、そのメリットを生かし大学との連携教育を展開しています。中学では大学施設を利用し、農業体験や食品加工実習を実施。自然や命、食をテーマにしたフィールドワークで、知的好奇心や探求心を喚起。体験から学びの面白さを知ることで、進路へ続く土台を築いています。
高大連携教育では、理系、文系と分かれる高校2年からの学びに向け、高校1年時に日本大学のキャンパスを訪問。模擬講義やゼミ見学から各学部の学びを体感することは、具体的な進路を考えるよいきっかけになっています。「この連携教育は、大学入学後のミスマッチの防止にも貢献しています」(三武先生)
さまざまな受験に対応し高い現役合格率を実現
このような進路支援は現役での大学進学にも結びつき、なんと今年は97%の生徒が現役での進学をかなえました。日本大学志望者の進学率も98%と高く、特に難関のひとつである獣医学科への進学者は付属校の中でもトップを誇ります。他大学への進路サポートも充実しており、外部講師を招いて面接と小論文対策講座を行うなど、増加傾向にある推薦入試にも対応。志望校、受験スタイルともに生徒の希望に沿った支援を行っています。その結果、今年は国公立25名、早慶上理43名、私立難関130名以上の生徒が合格を手にしました。
「受験は生徒と教員の二人三脚です。一緒に募集要項を読むことから始め対策を行っていきます。昨年、公募推薦で筑波大学を受けた生徒は、1日目の試験後、学校まで帰って来てくれ、一緒に翌日の対策を行い、つくばへと戻っていきました。何時間もかけて帰ってくるのは大変だったでしょうが、無事合格してくれ私も本当に嬉しかったです」と三武先生。付属校という利点に加え、手厚い指導や先生の情熱も、同校の大きな魅力だと感じました。
※上記はNettyLandかわら版の抜粋です。全容はこちらをご覧ください。
日本大学藤沢中学校
[学校HP]https://www.fujisawa.hs.nihon-u.ac.jp
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