私学探検隊

先取り授業をしないカリキュラムでじっくり人材育成

ゆっくりじっくり学んで、合格実績が大幅アップ

中学生は夕方6時まで、クラブ活動後の特別利用枠は7時まで 利用できる学習支援センター。わからないところはチューターが丁寧に教えてくれる

中学生は夕方6時まで、クラブ活動後の特別利用枠は7時まで
利用できる学習支援センター。わからないところはチューターが丁寧に教えてくれる

今春の大学合格実績を大幅にアップさせた目白研心。コロナ禍で多くの学校が分散・分割授業を余儀なくされる中、「隣接する目白大学の広い教室を利用して、高校生はクラス単位の対面授業を実現できました。付属校の強みを生かせたことが大きい」と、齋藤圭介教頭は話します。「学びを止めないこと。対面授業の大切さを実感した1年でもありました」
同校は、私立校では珍しい「先取り授業をしない方針」を貫いています。「カリキュラムに余裕があるため、昨年6月の休校明けに復習の時間をしっかりとることができました。ゆっくりじっくり学べるのが、本校の強みです」
生徒が1人1台のiPadを所有し、積極的にICT活用を展開する同校ですが、「オンライン授業だけでは、内容をどこまで理解できているか正確に把握するのは難しい。学びを定着させるために復習を繰り返したことで、昨年度の中1は模試で歴代1位の成績を獲得することができました」

豊かな心身を育む教育「育てます、3つの力」

2023年に創立100周年を迎える同校。「主・師・親」を建学の精神とし、「誠実・敬愛・感謝」を校訓に掲げる同校では、グローバル人材育成のために、知識偏重ではない、豊かな心身を育む教育を実践してきました。
多様化する社会で活躍する人材を育てるため、同校では、「コミュニケ―ション力」「問題発見・解決力」「自己肯定力」の3つの力を育てることを目標としています。
そして、特色あるコース・クラス制を導入し、生徒自らの選択の機会を設けることで、生徒一人ひとりに最適な希望進路の実現を目指しています。

生徒に選択肢を与え、自学自習を助ける教育

中1・2の2年間は「2人担任制」で、複数の目で生徒たちをフォローし、褒めるタイミングを見逃しません。フォローアップ体制として、校内にチューター常駐の学習支援センターを設置。生徒一人ひとりに最適な自学自習プログラムを受講することができます。
また、弱点を翌日に積み残さないフォローを徹底しています。「週3回、毎朝10分間の朝テスト(英数国)で不合格の場合は再テスト、さらにその日のうちに理解できるまでチューターの指導を得て、積み残しがないことを確認しています」
野球・ラクロス・チアリーディングなど部活動も充実。多くの生徒が勉強と部活を両立させています。
「本校の強みは、生徒の多様性を尊重し、常に生徒に選択肢を与えることだと思います」と齋藤先生。「それが自己肯定力に繋がり、入学後の成績が著しく伸びる傾向があります」
こうした丁寧な指導と、余裕のあるカリキュラムで学校生活を楽しむ心の余裕を持ち、「やればできる」伸びしろを秘めた生徒たちが伸び伸びと学園生活を過ごしています。

2022年度は5種類入試

昨年度の中学入試では志願者を大きく伸ばした目白研心。2022年度入試は、「2科4科入試」「適性検査型入試」(都立富士・大泉型)「英語スピーチ入試」「次世代スキル入試」「算数特別入試」の5種類で実施されます。「自分の個性を発揮できるスタイルを選択して、チャレンジしてほしいですね」

 

※上記はNettyLandかわら版の抜粋です。全容はこちらをご覧ください。

目白研心中学校
[学校HP]https://mk.mejiro.ac.jp
〒161-8522 東京都新宿区中落合4-31-1 Tel.03-5996-3133
最寄駅/
西武新宿線・都営大江戸線「中井駅」徒歩8分。都営大江戸線「落合南長崎駅」徒歩10分。メトロ東西線「落合駅」徒歩12分。

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