私学探検隊

変更も前向きにとらえた生徒会の努力により生徒全員が盛り上がり楽しめる文化祭を実現

9月18日、昭和学院中学校高等学校の桜和祭(文化祭)が開催されました。校内生だけで1日という変更にもめげず生徒会が中心となり、みんなが楽しめる文化祭を目指し準備を重ねてきました。桜和祭準備委員の木村一也先生も「細かく計算をした上で分散方法を考えたり、丁寧にスケジュールを管理したりと、生徒会は前向きに頑張っていました。今年の桜和祭の成功は、生徒会の努力の結果です」と話します。その功労者である生徒会に所属する3名の生徒さんに思いや感想を伺いました。

教室でも事前に撮影したパフォーマンス 動画を流すことで、会場に入れなかった 生徒も楽しめるよう工夫しました。

教室でも事前に撮影したパフォーマンス動画を流すことで、会場に入れなかった生徒も楽しめるよう工夫しました。

開催にあたりどのような配慮を?
竹石君 密を避けることを第一に考え、内容をパフォーマンス系の部活に限定。さらに、会場をメインアリーナと伊藤記念ホールの2か所にし、3学年ずつ午前・午後に分散させました。
若三君 一部でも観客を入れられるよう、動線や観客の距離、消毒など、あらゆる面に目を配りました。
宇佐見さん 適度に距離をとれる会場づくりや、ルールの周知です。

大変だったことは?
竹石君 ひとつ問題を解決しても別の問題が出てくるため、すべて解決するのは本当に大変でした。ただ、僕が出演した注意喚起を促す動画撮影では、コスプレをして何役もこなしたり自由にやらせてもらえたので楽しかったです。
若三君 最初は本番当日のイメージがはっきり見えていなかったため、試行錯誤を繰り返したことです。一つひとつ手順を踏んで進めることに、時間的な焦りを感じたこともありましたが、終わった今は貴重な経験だったと感じています。
宇佐見さん ステージに飾る背景づくりです。今年は市川の夕景を描いたんですが、一番大きなブルーシートに紙を貼ることから始め、下書き、彩色とサイズが大きいだけに果てしなかったです。先輩や仲間の協力のおかげで仕上げることができました。

桜和祭の感想は?
竹石君 パフォーマンスをする人だけでなく、観客がいるからこそ盛り上がるのだと実感しました。教室から参加する生徒も楽しそうで、頑張った甲斐がありました。
若三君 パフォーマンスをした生徒からの感謝、みんなの「楽しかったよ」の声。苦労した分、大きな達成感が得られました。
宇佐見さん ペンライトやうちわなどの応援グッズでステージを盛り上げる子がいたり、楽しもうというみんなの気持ちが伝わり胸がいっぱいになりました。

今回の経験で学んだことは?
竹石君 協力することでより大きな目標を達成できる。協働の大切さを改めて感じました。
若三君 考えるだけでなく、実際に行動することで見えてくるものがあること。そして、臨機応変に対応することの重要性を痛感しました。
宇佐見さん アイディアを具体化して実現するには、さまざまな準備が必要だということ。簡単に見えることも、多くの人が頑張った結果なんだと理解できました。

学校の魅力を教えてください
竹石君 やりたいことを可能にする環境が整っています。桜和祭を開催できたのも、魅力あふれる昭和学院の設備があったからこそ。先生も親しみやすく明るい雰囲気の学校なので、ぜひ来年の生徒会も学校を盛り上げる企画に取り組んで欲しいです。
若三君 生徒全員が所持するiPadを桜和祭の準備でも活用したことで、作業効率が上がりました。このように昭和はICT環境も充実しています。また、学習面も学ぶ意欲を高める仕掛けや企画がたくさんあります。
宇佐見さん 生徒の仲のよさはもちろん先生と生徒の距離も近いので、勉強や進路のことなど気軽に相談できます。

 

※上記はNettyLandかわら版の抜粋です。全容はこちらをご覧ください。

昭和学院中学校
[学校HP]https://www.showa-gkn.ed.jp/js/
〒272-0823 千葉県市川市東菅野2-17-1 Tel.047-323-4171~5
最寄駅/
JR総武線・都営新宿線「本八幡駅」・京成本線「京成八幡駅」徒歩15分。「本八幡駅」「京成八幡駅」・北総線「東松戸駅」から京成バス「昭和学院」。

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