コロナ禍でも今できることを精一杯やる 一人ひとりの頑張りがチームを強くし、 見事、全国大会で優勝!
コロナ禍でもあきらめない大会に向けてオンラインで筋トレ
生徒の自主性を大切にしている山手学院では、部活動がとても盛ん。生徒のほとんどが部活動に入り、放課後はそれぞれの時間を過ごしています。今回は、チアリーダー部の中学3年生の二人に、チアリーダー部の活動について聞いてみました。
キャプテンの川田果音さんは、小学3年生のときにチアダンスを始め、中学・高校もチアダンスをやりたくて山手学院を受験したと言います。同じく副キャプテンの米澤菜摘さんもチアダンス経験者。
1999年にスタートしたチアリーダー部は、現在、中学生28人、高校生30人の計58人が所属する人気のクラブです。部員の多くが小学生のときにチアやバレエをやっていたというダンス経験者で、「チアをやるために山手を選んだ」という人が多数います。
しかし、2年前から新型コロナウィルスの感染が広まり、学校が休校になったり、部活動の時間が短縮されたりして、思うように部活動ができなくなってしまいました。そんな中でも、中3生の6人が先頭に立って、チームをまとめていきました。「休校のときは、自分たちで筋トレメニューを考え、週6日オンラインで活動していました」(川田さん)と、今できることを精一杯やってきたそう。
チアはみんなで一つになる競技助け合いが大切
しかし、チームとしての課題もありました。
「学年同士はとても仲が良いのですが、異学年との結束が弱く、チームとしてまとまりに欠けているのが悩みでした。このままでは一つになれないと思い、何度もミーティングを重ねて、お互いに意見を出し合い、チームの風通しをよくしました」(米澤さん)。
こうした結果、次第にチームが一つにまとまるようになったそう。そして、今年1月に開催された「Dance Dill Winter Cup 2022」のSONG/POM部門・Large編成において、見事、全国優勝を果たしたのです。
創部以来、顧問をされている杉浦彩子先生(社会科)は、こうおっしゃいます。
「チアリーダーは、みんなで一つになる競技。誰か一人が飛び抜けてうまくても、優勝はできません。このチームはみんなで助け合いながら、強くなっていきました。まさに理想的なチームです」
今は3月に開催されるUSA Nations大会に向けて、日々練習に励んでいます。この大会を最後に中学を卒業する川田さんと米澤さんは、4月から高校生チームに。「高校生になっても部活を頑張りたい」と意気込みを見せます。
※上記はNettyLandかわら版の抜粋です。全容はこちらをご覧ください。
山手学院中学校
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