親身に寄り添い指導してくれる立正流の中学生の育て方
複数の目で生徒を見守る「チーム立正」
「生徒と先生の距離が近いことが立正の良いところ!」と生徒が口をそろえる立正大学付属立正中学校(大田区)。ご自身も立正中高出身の大場一人校長のもと“チーム立正”として、担任の先生はもちろん、授業を受け持つ教科の先生、時には普段授業では教わっていない教科の先生方までもが連携し、複数の目で生徒一人ひとりを見守り関わる体制が築かれています。
先生方は生徒たちへどのように接しているのか。学校の先生方に、日常の授業の取り組みや指導について取材しました。
自信をつけて伸ばす英語力
英数国の3教科では基礎を大事に学力を積み上げています。中でも英語は、初心者でもGood Speakerになれるよう、生徒たちの英語力を育む様々な仕掛けが用意されています。
「話したがり屋の生徒が多いので、知識がつけばすぐに話せるようになります」そう話すのは英語科の山下先生。話せることで、生徒の自信にもつながっているそうです。「知識を身に付けるために、まず一年生の時には教科書の中に出てくる表現を覚え、二年生以降では単語や語彙力を身に付けられるよう、定期的に単語テストを実施しています。英会話では話す機会を多く設けているので、身に付けた知識を活かし、たくさん話した分だけ評価するようにしています。たくさん話せるように、シンプルな表現を組み合わせて、なるべく長文を話してみようと生徒に声がけをしています。また、得意な表現を一つでもいいから覚えようとも伝えています。例えば「I think~」といった簡単な表現を覚えて何度も使っていくうちに、表現が自分のものになり、自信にもつながります」(山下先生)
さらに10年程前からは、ネイティブの先生と英語の先生が連携して、英会話の授業で英語の授業を先取り学習する体制ができているそうです。「英語の授業で習う予定の文法などを、先に英会話の授業で行います。そうすることで、表現力を身に付けることができて、英語の授業では文法の復習になります」(英語科・松村先生)
中高6年間で育てたい人材
「自分の得意なことで、周りから頼られる人材です。一人ひとりが何かしら得意なことを持っています。得意なことを伸ばして、得意を発信することができる人材を育てていきたいです」そう話すのは入試広報部の幸先生。発信力を育むために、英語のみならず、日々の学校生活の中で「話す」、「考えを発表する」機会が多く設けられています。さらに、生徒との面談を年間3回以上実施し、生徒の個性や得意を把握し、進路のバックアップを行っているそうです。
生徒一人ひとりの個性を把握し、それぞれの成長にむけて温かく伴走する先生方が多くいる立正大付属立正中高。ぜひ、生徒さんと先生方の関わりを見に、学校見学をしてみてください。
※上記はNettyLandかわら版の抜粋です。全容はこちらをご覧ください。
立正大学付属立正中学校
[学校HP]https://www.rissho-hs.ac.jp/
〒143-8557 東京都大田区西馬込1-5-1 Tel.03-6303-7683
最寄駅/
都営浅草線「西馬込駅」徒歩5分。JR・東急池上線・都営浅草線「五反田駅」、JR「川崎駅」からバス「立正大学付属立正中高前」徒歩2分ほか。スクールバス:JRなど「大崎駅」から20分。