私学探検隊

少人数でネイティブの先生が2人体制習熟度別で行う中学生の英会話授業

「聞く・話す・読む・書く」をアクティブに学ぶ

2人のネイティブ教員が入ることで、一人ひとりにきめ細かい指導が可能に

2人のネイティブ教員が入ることで、一人ひとりにきめ細かい指導が可能に

女子聖学院中学校高等学校では、「聞く・話す・読む・書く」の英語4技能をネイティブの先生方と一緒にアクティブに学ぶ英語教育に力を入れています。6人のネイティブ教員が在籍し、中学英会話では、1クラスをアドヴァンストとスタンダードクラスに分けて、それぞれ2名の教員で担当し行っています。今回は中2のアドヴァンストクラスの授業を取材し、担当のネイザン・ブレイクスリー先生にお話を伺いました。この日の授業では過去形動詞を使ったQ&Aを学び、ゴールデンウィークの出来事をテーマにiPadで写真やイラストなどを使って作成したプレゼンテーションを1対1で会話する練習などを行いました。1対1で練習する時も2人の先生が教室を回ってきめ細かく指導しています。ネイザン先生は「2人のネイティブ教員による体制は教員同士の生きた英会話が聞けるというメリットもあります」と話します。「6人のネイティブ教員はアメリカ、イギリス、オーストラリアなど出身国もさまざま。英会話の授業以外にもホームルームや掃除を一緒に行うなど、普段の学校生活を生徒とともに過ごしています。遠足などの校外学習にも同行したり、学校生活のあらゆる場面で英語を話す機会を持つようにしているので、生徒たちも積極的にネイティブ教員に英語で話しかけてほしいですね」(ネイザン先生)

語彙力、リスニング力などの成長を実感する生徒たち
中2のアドヴァンストクラスには、帰国生のほか、小学生時代に英語の塾などに通い、「英語表現力入試」で入学してきた生徒もいます。その中の一人は、「小学生時代は英語の読み書きだけを学んでいたので、ネイティブの先生の授業は新鮮で楽しいです。この1年でリスニング力が上がったと実感しています」と話します。また、それ以外の生徒も「英語で単語を言えた数で点数が決まるボキャブラリーテストというのがあるのですが、すぐに英語が出てくるようになり、英語の苦手意識がなくなりました」、「英会話の授業は英語を使ったゲームなどもあり、楽しみながら学べます」、「現在の目標は英検準2級をとることです」などと自身の成長や今後の目標を話してくれました。
「本校では今年から夏休みにフィリピン、ザンビアの生徒とオンラインで文化交流をするプログラムを実施予定で、コロナ禍においても日本にいながら国際交流ができます。また、ミッション校なので英語礼拝もあり、中3の卒業式では卒業生メッセージを英語で行います。高校生になるとスピーチコンテストもあります」とネイザン先生。同校には、6年間を通じてネイティブ教員と生きた英語を学び、使える英語を獲得できる環境が用意されています。

 

※上記はNettyLandかわら版の抜粋です。全容はこちらをご覧ください。

女子聖学院中学校
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