私学探検隊

2年目を迎えた国際コース。45分授業の導入、新教室棟の完成、新制服採用など環境が一層充実

英語を武器に戦える人材を育てる国際コース

帰国生やネイティブ、英語学習経験のある生徒などで構成された国際コース

帰国生やネイティブ、英語学習経験のある生徒などで構成された国際コース

江戸川女子中学校では、昨年度から「英語を武器に戦える人材を育てたい」という主旨で国際コースがスタートしました。国際コースには現在中1、中2の2学年がいますが、帰国生やインターナショナルスクール出身の生徒も多く、英語を話せる特性を活かすことができます。英語はコース内でアドバンス、スタンダードの2クラスに分かれており、レベルに合った授業を受けることができます。また、音楽、美術はネイティブ教員によるイマージョン授業を実施しています。中3全員参加のマレーシア研修(予定)など海外研修も充実。将来は文理や国内外を問わず、多様な進路に進学が可能です。帰国生入試は11月。英検3級レベルの基礎学力型に加え、英検2級以上のレベルがある場合は英語特化型入試も受験可能です。また、2月の一般入試受験者も英検3級以上を取得していれば、合格後に国際コースを選択できるなど、いくつかの入学基準があります。

65分から45分授業となり、集中力アップなどの効果が
同校は90周年事業の取り組みのひとつとして、今年度から1コマあたりの授業時間をこれまでの65分から45分へと変更しました。これにより授業がリズミカルになり、1コマごとの集中力が上がることが期待されています。また、2コマ連続の90分授業も展開できることから、演習や実験、ワークショップ型の授業なども柔軟に行えるようになりました。

6年生専用の新教室棟が完成
制服もより機能的にリニューアル

同校ではこのほかにも90周年事業への取り組みを実施。そのひとつとして、6年生専用の新教室棟・西館が完成し、今年度から使用されています。この校舎は高校の最終学年となる6年生が学校生活の総仕上げを行う場として建築されました。今年度から成人年齢が18歳に引き下げられたこともあり、西館は成人を迎える6年生が学校生活の最終学年を送るのにふさわしい校舎をコンセプトとして造られています。西館には一般教室、分割教室、自習室、面談室、職員室などがあり、「くつろぎの空間」とされている1階のロビーにはソファーを設置。6年生の生徒たちは自習室などで受験勉強に励み、ソファーで友人と交流したり、くつろいだりして勉強で疲れた頭をリフレッシュさせているようです。また、カフェテリアの食事を注文して西館まで運んでもらえたり、自習室が日曜日も開放されていたりというのも嬉しいところ。最終学年生にだけ許された特別な空間で集中して受験勉強に励むことができそうです。
同校では90年目の節目に合わせて、今年度から制服もリニューアルされました。生徒、保護者、教職員の意見を取り入れ、機能的で時代に合った制服が誕生しました。新制服はスラックスなどアイテムが増え、自分らしいコーディネートが楽しめます。素材も軽量化され、自宅で洗濯も可能。夏は涼しく、冬は暖かく快適な学校生活が送れそうです。

 

※上記はNettyLandかわら版の抜粋です。全容はこちらをご覧ください。

江戸川女子中学校
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