楽器、日本文化、異文化理解、自然科学探究…… “鎌女”の教養プログラムで人生をより楽しく、より豊かに
生涯に渡って親しめる日本文化と楽器
鎌倉女学院では、授業やクラブ活動以外にも、生徒たちの視野を広げ、感性を育む機会を設けています。感性豊かな10代に、生涯に渡って親しむことができる教養を身に付けることを目的に始まった「特修」は、30年続く“鎌女”独自のプログラム。現在は、茶道・華道・書道・フルート・バイオリンの5つの講座があり、専門の講師から学ぶことができます(週1回)。希望制ですが、「一人で始めるのはハードルが高いけれど、友達と一緒ならやってみたい!」と多くの生徒が参加し、クラブ活動と両立しています。華道と茶道の履修者はなんと100人超え! 同校は長年、グローバル教育に力を入れてきましたが、真の国際人になるには英語が話せるだけではなく、その土台となる自国理解が大切であると考えています。日本文化に関する教養は、海外留学や国際交流の際に自国の文化を発信することにもつながります。
一方、楽器は初心者でも気軽に始められるようにと、レベル別の少人数制のグループでレッスンを実施。初めは音を出すのがひと苦労だった生徒も、続けていくうちにいろいろな曲が演奏できるようになるそうです。日本文化も楽器も生涯に渡って親しむことができ、人生を豊かなものにしてくれます。
体験を通じて学びを深める充実の土曜講座
土曜講座は、同校の教育の柱である「鎌倉学」と「国際・環境学」をさらに深く学びたいという声から始まった特別講座です。「異文化理解」「日本文化理解」「自然科学探究」「福祉」「情報」の5分野の中から興味のある講座を年に1回選ぶことができます。異文化理解では世界の食文化やマナー、中国語や韓国語などの語学、ボールルームダンスなどを、日本文化理解では地元鎌倉で鎌倉彫や弓道などを体験します。自然科学探究では学校の外に出て水族館や植物園に行って体験講座を行います。中学生は興味や関心を引き出す1回完結の講座を、高校生はより専門的・体験的に学べる全6回の講座になっています。どの講座もそれぞれの分野の第一線で活躍している専門家が指導をしてくれます。
このように中高の6年間で様々な体験や学びができるのです。こうした体験が進路を考えるきっかけになることもあります。また、授業、クラブ活動、教養講座と忙しい学校生活を送りながら、自分で今何を優先するかを決め、スケジュール管理ができるようになるといいます。何よりもこれらの教養は、生涯に渡って生きる一生の財産になるに違いありません。
※上記はNettyLandかわら版の抜粋です。全容はこちらをご覧ください。
鎌倉女学院中学校
[学校HP]https://www.kamajo.ac.jp
〒248-0014 神奈川県鎌倉市由比ガ浜2-10-4 Tel.0467-25-2100
最寄駅/
JR湘南新宿ライン 横須賀線・江ノ島電鉄線「鎌倉駅」徒歩7分。