入学時から生徒の「好き」「得意」を伸ばし、 夢や目標を叶えるためにバックアップ
明るく穏やかな環境で夢に向かってチャレンジ
北鎌倉女子学園中学校は、創立80周年の2020年を節目に「のびやかな自立した女性を育む」を教育理念として、新しい学園に生まれ変わりました。今年4月に着任した校長の佐野朗子先生は、「生徒が楽しく充実した学園生活を送ることを最優先に考え、教職員がチームとなって生徒に寄り添いながら、新しい取り組みを進めています」と話します。例えば、先駆けて取り組んでいるICT教育では、iPadの活用はもちろんのこと、3Dプリンターやプロジェクションマッピングなどの新しいテクノロジーを取り入れています。また、真のグローバルな視野で推進している英語教育は、4人のネイティブの先生方が英語を身近に感じられるよう、授業でさまざまな工夫を施しているほか、イングリッシュルームを設置するなど世界を身近に感じる環境を用意しています。「地域や保護者の皆さまのご理解とご協力をいただきながら、伝統文化を学び、基礎的な学力を身につけて、知的好奇心を刺激するフレキシビリティで、個別最適な学びに取り組んでいます」と佐野先生。リニューアルした校舎は生徒の明るい声や音楽にあふれています。放課後や土曜日は、生徒たちが部活動で汗を流し、音楽棟のレッスン室では音楽コース(高校から音楽科)の生徒が自主練習を行ったり、ホールでは定期演奏会を開催するなど、ニーズに合わせて時間を有効に活用。感動を共有し、豊かな心を育んでいます。「明るく穏やかな教育環境で、生徒一人ひとりが人生でいちばん光り輝く大切な時期を生き生きと過ごし、未来を生きるチカラを備えて夢にチャレンジできるよう、全力で応援していきたいですね」と佐野先生は話してくれました。
学校改革の成果が表れた2021年度の進学実績
同校の進路指導は、生徒の「好き」や「得意」を伸ばし、希望の進路につなげていくという方針。教員側から「こうしなさい」と指示するのではなく、入学時から生徒の興味のある分野、得意とする分野を伸ばし、一人ひとりが望む方向にバックアップしています。学校改革の成果もあり、2021年度の卒業生は筑波大、横浜市立大などの国公立大学、私学難関校の上智大、GMARCH(明治、立教、青山学院大など)、慶應義塾大の看護医療学部などに進学しています。音楽科の卒業生は東京藝術大をはじめ、首都圏を中心とする音楽専攻の大学に多数進学。また、同校には指定校推薦枠を活用して進学する生徒も多く、2021年度の卒業生は浪人がゼロだったことも特徴でした。推薦入試、総合型選抜入試などでは面接が課されるケースも多いため、教員が面接官となり、練習をするなどのサポートも。自己推薦文、小論文の添削なども行います。同校の生徒は探究学習の授業などで人前で発表する経験を積んでいるため、プレゼンテーションが課される場合もその経験を上手に発揮しているようです。
月曜から金曜の放課後は、大学1年生の卒業生が1日1~2人ずつ、チューターとして自習室で活動しています。身近な存在の卒業生に勉強を教わったり、大学生活の様子を聞くことができ、生徒たちにとって頼もしい味方となっています。
※上記はNettyLandかわら版の抜粋です。全容はこちらをご覧ください。
北鎌倉女子学園中学校
[学校HP]https://www.kitakama.ac.jp/
〒247-0062 神奈川県鎌倉市山ノ内913 Tel.0467-22-6900
最寄駅/
JR湘南新宿ライン 横須賀線「北鎌倉駅」徒歩7分。