私学探検隊

語学力、人間力、そして世界への関心を高める 中学2・3年生のロサンゼルス郊外語学研修

語学研修は現地大学のキャンパス内で実施。語学スキル向上を目指し、みんな真剣に取り組んでいます。

語学研修は現地大学のキャンパス内で実施。語学スキル向上を目指し、みんな真剣に取り組んでいます。

中学2・3年生の希望者を対象に、今夏9日間にわたり実施されたロサンゼルス郊外語学研修。語学力の研鑽に励むとともに、UCLA、ハリウッド見学など、多彩な経験を積んだ生徒さんに感想を伺いました。
――参加のきっかけは?
相葉さん 中学での海外研修は大きなプラスになること。目標である国際交流を実現したかったからです。
福永さん コロナ禍で海外の方が学校に来ることはあっても私たちは行けなかったので、一方通行な交流を解消したかったことと、苦手な英語を克服したくて決めました。
――ホームステイはどうでしたか?
相葉さん ホストファミリーは、こちらが伝えたいことを理解しようという姿勢でいてくれたので、とても話しやすかったです。
福永さん どうしても分からない単語を、ホストファミリーが翻訳してくれることもありましたが、自分から積極的に話しかけたことで家族みんなと仲良くなれました。
――どんな力がつきましたか?
相葉さん 文法が完璧ではなくても知っている単語を使って、まずは話しかけるという姿勢が養われました。また、生活すべてが英語なので、聞く力も高まりました。
福永さん ホストファミリーは話すスピードが速く慣れるのは大変でしたが、おかげでどんな速度にも対応できるリスニング力が身につきました。英語での表現の幅も広がったと思います。
――語学以外で成長できたことは?
相葉さん ホストファミリーと過ごす最後の週末、何も予定が決まっていなくて、このままだと1日家にいることになると思い、ホストファミリーに行きたい場所に連れて行って欲しいとお願いしました。相手の言葉を待つのではなく、自分の気持ちを伝える大切さを体験から理解し、積極性が上がりました。
福永さん 自立心ですね。出発時、親が空港まで見送りに来られなかったので、チケット発券も荷物を預けるのも、先生に助けてもらいながらひとりでやりきりました。それが、自信になりました。
――一番の思い出は?
相葉さん 3日目のフードコートです。それまで自分で支払いをする機会がなかったので、レジに並んでいる時から緊張していました。その緊張とは裏腹に淡々とこなす店員さんの姿を見て、「アメリカに来た」という実感がわきました。
福永さん 楽しい思い出はたくさんありますが、ホストファミリーと海へ行ったことが心に残っています。多くの人が自由に過ごしているのに、海岸にはゴミがひとつも落ちていないし、近くで開催していたお祭りではかき氷が無料だし、日本との違いを感じました。
――次にチャレンジしたいことは?
相葉さん 苦労したことも含め、L.A.での経験を来年2月の中学3年オーストラリア語学研修でいかし、より実りのある研修にしたいです。
福永さん 今回はネット翻訳を使ってしまったので、それを使わなくても相手の言葉を理解し、自分の考えを英語で表現できるようになりたいです。そして、世界の出来事に関心をもち、次に海外研修に行った時、いろいろな話題を投げかけてお互いの共通点を見つけたいです。
――学校の魅力は?
相葉さん 設備や環境も充実していますし、プレゼンテーションなど発表の機会も多く、自分の可能性と視野を広げることができます。
福永さん 幅広い分野の授業があり、どの先生もおもしろく分かりやすく教えてくれます。グループワークも多いので、さまざまなタイプの同級生と仲良くなれます。

 

※上記はNettyLandかわら版の抜粋です。全容はこちらをご覧ください。

昭和学院中学校
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