私学探検隊

哲学教育を土台として、「グローバル人材」育成を目指す

中2 「英語落語」の様子

中2 「英語落語」の様子

自ら考え、研究し、発表する独自教科「グローバル探究」
「諸学の基礎は哲学にあり」。東洋大学の創立者・井上円了の言葉を建学の精神とする東洋大学附属牛久中学校。目指すのは、「知的好奇心と高い志を持ち、自ら考え、自ら行動する」とともに、「日本を深く理解し、世界の多様な文化を尊重」する「グローバル人材」の育成。その両輪が「グローバル探究」と「英語教育」です。
本校独自教科である「グローバル探究」は“哲学・教養・国際理解・課題研究・キャリア”の5科目で成り立っています。“哲学”では井上円了の思想に触れつつ、自ら問いを発し、考える訓練をしていきます。“教養・国際理解”では日本の伝統文化や世界の多様な文化に触れ、“キャリア”では学問と将来のかかわりを研究し、自らの人生にチャレンジする姿勢を養います。
さらに、それぞれの授業を通して議論する力や人前で発表する力の育成を図ります。そのうえで、各学年に保護者を前にして発表する場を設けています。中1では「学習発表会」。グループでテーマを決め、協力し合いながら自主的に学習。その内容を一人一台所持するChromebookを駆使して作成したスライドを用い、発表します。司会や運営も生徒たちが行います。中2では後述する「英語落語」、中3では自ら問いを発見し、自らの力で研究、日本語論文を執筆する「課題発見」と続きます。最終ゴールは、高校2年生。シンガポールで、現地の大学生を相手に英語で研究論文を発表します。
まだ2期生が卒業したばかりですが、「グローバル探究」で養った能力は大学入試でも大きな武器となったと考えています。

8割の生徒が所属する多彩な部活動
東洋大附属牛久中学校には生徒数223名ながら、17の部が活動し、8割近くの生徒が所属しています。
特徴的なのが和楽部。主に三味線を練習し、月2回プロによる指導も受けています。皆初心者からのスタートですが、毎年定期発表会も行っています。弓道部や硬式テニス部、ダンス部なども生徒に人気。ラグビー部は高校生と一緒に練習しながら、県内外のチームと合同練習・試合を行っています。演劇部・国際文化部・英語部・科学部・陸上競技部などは中学生だけで活動しています。

視野を広げる語学研修
中学1年ではAll English Days。ネイティブの講師を招き、一日中英語だけで過ごす日です。2日間にわたり様々なアクティビティを体験します。
中学2年ではフィリピンへ行きます。現地の語学学校の寮に宿泊し、マンツーマンの短期レッスンを1週間受けます。集中的に英語を学ぶことで英語4技能を効果的に向上させます。他国からの留学生も多いため、異文化に触れる絶好のチャンスにもなります。
中学3年では、オーストラリアでのホームステイです。2週間と、中学生にしては長期に渡る海外研修。1人1家庭のホームステイです。ステイ先の学生と一緒に学校に通いながら、様々なプログラムを受けます。日本の文化や習慣を現地の学生にプレゼンテーションして、英語力や自国文化理解力の習得度を確認します。
本校の一番の魅力と言っても過言ではないのが「英語落語」です。中学2年の文化祭にて発表します。台本を覚えるのはもちろんのこと、舞台づくりや着付けなど全て自分たちの手で作ります。全国的にも実施している学校は数少なく、貴重な経験になります。

一貫コース2年間の合格実績(124名)
国公立大学  13名
京都大・北海道大・電気通信大など
難関私立大学 35名
早稲田大・明治大・青山学院大など
東洋大学   27名
海外大学    1名

 

※上記はNettyLandかわら版の抜粋です。全容はこちらをご覧ください。

東洋大学附属牛久中学校
[学校HP]https://www.toyo.ac.jp/ja-JP/ushiku/jh/
〒300-1211 茨城県牛久市柏田町1360-2 Tel.029-872-0350
最寄駅/
JR上野東京ライン 常磐線「牛久駅」徒歩25分。「牛久駅」からバス「東洋高校入口」。
スクールバス:「牛久駅」「守谷」「江戸崎・河内」「阿見・美浦」ほか全9ルートあり。

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