中1から“使える英語”を学び、海外大学進学も視野に!
来年創立110周年を迎える女子聖学院。確かな学力と豊かな知性が磨けるミッション校として長い歴史を持ちますが、今年度より「これからの国際教育に貢献する女性に」という新たな教育目標を軸に、さらに多様なプログラムを充実させています。その先導をとる田部井道子校長先生は、自身も高校生の頃アメリカに留学をした経験を持ち、英語教師として国際理解教育を実践してきた第一人者。
「私が留学で学んだのは、英語以外にも自分の力で異国の地でやっていけるという自信や、日本では知らなかった多様な価値観。その後英語を教えながら、生徒たちにもそうした日本以外にも目を向け、視野を広げる機会を持って欲しいと国際理解教育に取り組んできました」
中1から少人数クラス実社会で使える英語を身につける
まず「身近な機会」は、中1から3年間続く週1時間のプログレッシブ・クラスです。英語は習熟度別授業ですが、週7時間中2時間はネイティブ講師による英会話の授業。そしてさらに1時間がこのプログレッシブ・クラス。「読む・聞く・書く・話す」力をバランスよく高める授業で、4人~8人の少人数クラスで行われます。ネイティブの先生が、ディスカッションや作文、ディベートなど様々な手法を使いながら国際英語を身につける演習となっています。
これは、高2からのクリエイティブ・ライティング(選択)の授業にも発展。英語で小論文を書いたり、時事問題についてディスカッションをする、より深く高いレベルの国際英語習得を目指します。
体験型プログラムで英語のシャワーを浴びる
中1、中2の希望者を対象に2泊3日の国内ミニ留学体験プログラムも行われています。生徒約10人に1人のネイティブ講師が付き、都内の宿泊施設で寝食を共にしながら英語に浸かる生活。とにかくたくさん英語に触れる日々を送り、英語を話す自信へとつなげていきます。
さらに、中2から高2の希望者を対象にInternational Fun Campもあります。こちらは学年の壁を越え、英語力による少人数クラス編制(8~10人ずつ)で2泊3日を過ごします。こちらでは、英語をツールとして問題について考えたり話し合ったりできることを目指した内容になっています。
短期&長期留学から海外大学への進学まで
新たに昨年からスタートしたオーストラリアへのターム留学(希望者)も大きな成果を上げています。夏休みの7月中旬から約2カ月半、現地の私立名門校への1学期間の留学です。生徒一人ずつに現地校のバディがつき、学校生活を一緒に送ります。夏休みに行くことで、日本の授業に遅れをとらずに留学できるという利点もあります。
また、来年からはイギリスにある立教英国学院への1年間の留学が開始。イギリスの恵まれた環境で生活しながらも、日本の勉強も遅れることなく学べるという優れたプログラムです。
魅力的なのは、海外21大学への指定校推薦です。アメリカ、カナダ、オーストラリアの大学への進学が可能です。
幅広い国際教育を展開する女子聖学院では、世界で活躍する女性が育っています。
オーストラリアにターム留学
「バディの生徒が寮生でとても友人が多かったので、私もすぐに学校に馴染むことができ、2カ月半とは思えない濃縮した時間を過ごしました。衝撃だったのは、現地の同年代の子は『獣医になりたいから、いまこういう勉強をして、こういう道に進むんだ』と自分の将来の職業やそこまでの道をしっかり描いていたこと。私も高2だったので、自分の進路を考えるきっかけにもなりました。日本語の授業にも参加し、日本について教える経験をしたことで、『もっと日本や世界について学んで、いつか教える仕事についてみたい』と目標も見え、大きく視野が広がりました」
女子聖学院中学校
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