瀧野川女子学園中学校
【吹奏楽部】コーチは音大大学院在学中の本校卒業生!
ごきげんよう。
瀧野川女子学園の部活動を支えてくださっている各部のコーチ。そのコーチ陣をご紹介!
今回は吹奏楽部の伊藤コーチにお話を伺いました。
伊藤コーチは本校の進学コースを卒業後、武蔵野音楽大学の声楽科へ進学。現在は同大大学院の修士課程で声楽を専攻しています。今年から本校吹奏楽部のコーチとして、後輩を指導していただいています!
◯声楽科で勉強されている内容と、今コーチとして指導いただいている内容を教えてください。
声楽科ではオペラやクラシックの歌曲を学んでいます。瀧野川女子学園在学中は吹奏楽部に所属していて、その時に久保先生が顧問をされていて。今年からまた久保先生が顧問をされるということでお声がけいただき、コーチとして関わらせていただいています。
吹奏楽部時代はトランペットを担当していたので、金管の子たちを中心に見ています。声楽で呼吸法を学んだことを活かして指導することもあります。音程やリズムをとる基礎練を中心に週1〜2回見ていて、合奏の方は基本的に久保先生と外部コーチが担当されています。あとはコンクールの引率も行いました。
◯本校だからできる活動などはありますか。
他校だと人数が多くいるところもあり、コンクールや大会前にはオーディションがあって、限られた人だけがステージにあがります。ここは人数が少ないので、できる曲も限られますが、必ずステージに出て演奏ができます。楽器が限られることから、例えばバリトンサックスの人がチューバのパートを吹いたり、違うパートのメロディーを音の近い楽器の人が担当することもあります。これは人数の多い学校ではできない経験ですね。楽器の割り当ては久保先生か外部コーチがスコアを見て決めています。
◯指導される上で、どんな生徒が多いと感じますか。
私がいた頃は“やってやろう”精神の人が皆を引っ張っていく感じでしたが、今は和気藹々と、”皆一緒にやっていこう!”という感じで、協調性があります。優しくて良い子が多いので、そういう雰囲気が演奏にも反映され、優しい音色が特徴的だと感じています。
◯今後の方針ややってみたい活動がありましたら教えてください。
ブレスが浅くて息が続かない子が多いので、課題を改善できるような指導をしていきたいです。あとは演奏を披露する場をつくってあげたいですね。例えば定期演奏会ですとか、あかつき祭が終わって次の目標にできたり、経験を積む場所というのは必要だと思います。曲をたくさんやることで応用もきくようになりますからね。
卒業生がそれぞれの道で成長し、後輩を指導する逞しい姿を見ることができるのは嬉しいですし、今の在学生にとっても、先輩の活躍する姿を近くで見て、目標にできる存在がいるというのは大きいと思います。今後の吹奏楽部の活躍に期待したいと思います!
次回はどんなコーチが登場するでしょうか? お楽しみに!