大妻多摩中学校
【国語科】第1回実話怪談会「魂laナイト」が開催されました
8月8日に国語科主催の実話怪談会「魂laナイト」が開催されました。
プロの語り手として怪談社より上間月貴(かみま つきたか)さんをお呼びし、逢魔時に約1時間半怪談を語っていただきました。上間さんの穏やかかつ迫力のある声でなされる圧巻の語りに、参加者全員が思わず息を呑んでしまいました。
恋人同士の男女が遭遇した怪談、自宅で起こる怪談、怖くないけど不思議なお話としての怪談、自分だけに見えて周囲は認識できない怪談など、実に様々な角度から参加者を怪しく魅力的な世界へと引き込んでくださいました。特に最後のお話は、本校教員が実際に体験した人形にまつわるお話を語ってくださり、なんと人形の実物も会場に展示され、大きな盛り上がり(どよめき)が巻き起こりました。
また、有志生徒が約1ヶ月かけて制作した怖い舞台装飾も会場の雰囲気をゾッと盛り上げてくれました。話がひとつまたひとつと終わる度に外から会場にこぼれてくる光が薄れてゆき、終盤にさしかかる頃には会場が真っ暗になっていたのもまた一興でした。話が始まるとある教員の水晶の数珠がはじけ飛んだり、トイレで何かを見たという生徒がいたりと、まぁそういうこともあるだろうなという報告もありました。
日本文化と関わりの深い怪談に親しみ、夏の風物詩として楽しむことができました。来年には第2回の開催も予定しておりますので、次の夏にはぜひ新規参加の方もお待ちしております。