学校からのお知らせ

日本女子大学附属中学校

教員リレーエッセイ【4月】記憶に残る入学式

新入生の担任として入学式に臨んだ。近年は桜の開花が早く、入学式にはすでに新緑の季節ということも多々あったが、今年は幸運にも満開の時期が入学式と重なった。
「なんて幸運なんだろう」と思ったが、天気予報は雨。予報は的中してしまい、当日は大雨で、桜は雨に打たれて散ってしまい残念であった。

いやでも待てよ、本当に残念なのか?確かに快晴の満開の桜の中で行う入学式はとても素敵だが、「入学式は強い雨が降っていたけれども、桜そのものだけではなく桜の絨毯も綺麗であった」と、それはそれで記憶に強く残るのではなかろうか?雨が(しかも強く)降っていた‥ということは、日常とは異なり、強いインパクトを残したはずである。どんなことも、ものの見方1つで心持ちが変わる。80回生にとって、素晴らしい「記憶に残る入学式」になったのではないだろうか?

というと、生徒の声が聞こえてきそうである。「そうはいっても、快晴の入学式が良かった!」‥うん、それもそうだよね。

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