瀧野川女子学園中学校
校舎を利用した振り子の実験
ごきげんよう。
10/2(水)に、高校2年生特進コースの理系・物理選択の生徒を対象とした授業で、校舎を利用した壮大な振り子の実験を行いました。
今回は「単振動」という分野に関する「振り子」の実験を行いました。
「単振動」の分野では、具体例として「振り子」の往復時間の公式が出てくるのですが、この公式が正しいのかを実際に確かめる実験を行いました。
例年は階段の高さの9mで実験を行なっていますが、今年は生徒から「さらに長い糸でやってみたい」という要望があり、校舎のベランダから12mの糸を垂らして実験を行いました。
なぜ校舎を利用してより長い糸で実験を行なったかというと、糸が長ければ長いほど、公式の前提条件を満たすことができ、実験の精度が上がり、振り子の往復時間が公式の値により近づくことになるからです。
翌週の授業では、実験で得られたデータ(数値)と理論値から、誤差を算出しました。
もちろん、理論値は電卓で計算するのではなく、表計算ソフトを使って算出します。
本校の授業は机上の理論ではなく、生徒達が実験や、クラスメイトとのグループワークを通して授業の学びを深めています。
授業を担当する明石先生からも、
「今回のような実験は見た目が面白いだけではなく、公式の成り立ちや物理量の関係について深く考えたり、誤差が実験に与える影響について考察を深めたりと、多くを学ぶ良い機会になります。また、情報の授業で習った表計算ソフトを活用する機会にもなりました」とコメントがありました。
いかがでしたか?
本校の学校説明会、及び授業体験では、在校生が実際に受けている授業を体験することができます。
授業や学校生活の様子、部活の様子、日頃のやりがいなど、在校生に直接話を聞く機会もございます。
ご興味のある方は、是非一度、ご予約の上、ご来校ください。