学校からのお知らせ

佼成学園女子中学高等学校

高1SG生 マレーシア スタディツアーに自主参加!

この夏、私は認定NPO法人CFFジャパンが主催する「マレーシアスタディーツアー」に参加しました。8日間、家族がいない海外の滞在というのは初めての体験で緊張もありましたが、様々な人と出会ってみたいという好奇心の方が大きかったです。

◇1日目 
障がい者 フーチンさんのお話
障がい者の方とは少し壁をつくってしまいどのように接すれば良いのか分かりませんでしたが、お話を聞き障がい者だからという固定概念を自分の中で変えることができたと思います。

水上集落
教科書の写真でしか見たことのない風景を間近で実感し驚きもありましたが、何よりもその中で元気に遊び可愛らしく手を振ってくれる子どもたちが印象的でした。

◇2日目
ムスリム体験
キリスト教だけでなくイスラム教についても学ぶことができ、女性のイスラム教徒の方々がどのような思いで肌を隠しているのかを知ることができました。
過去の日本とマレーシアの関係を学び、辛く感じるとともに許すことの難しさと大切さを知ることができました。

◇3日目
パームオイル(アブラヤシという植物から採れる植物油。大量の添加物には発がん性の危険性がある。加工食品や洗剤などの非食用にも使われている。)
この時初めてパームオイル、そしてその影響について知りました。私たちの生活に大きく関わっているのにパームオイルの問題を知らなかった自分自身に少し悔しさがありました。

公立小学校へ訪問
学校に入った瞬間から多くの子どもたちに歓迎してもらい、一緒に踊ったり、学校案内をしてくれたりととても楽しい時間でした。

◇3〜5日目
ホームビジット
たった約3日間でも不安はありました。ですが、ホームビジット先の方々が色々なフルーツを食べさせてくれたり、そこにいたやんちゃな男の子が何度も話しかけてくれたことで不安もなくなっていきました。4日目からは大きな農園や魚の餌やり体験、海辺など沢山の場所に行かせてもらいました。

◇6〜8日目
「子どもの家」
元気いっぱいで走り回る子もいれば、少し大人しい子もいたりと様々な子どもたちがいました。一緒に遊んだり、夕食時間になると英語が通じなくとも話すたびみんなで笑い合う時間が特に楽しかったです。またここでは鶏の屠殺も体験しました。見た時は衝撃的で混乱もしました。屠殺をした際は、鶏の抵抗する姿や徐々に変化する体温に改めてこれから食べてゆく食べ物のありがたみを考え直すことができました。

8日間の中で、今までどこか遠い存在のように考えてしまっていたのを目で見て、実際に触れ合うことで全く違うものを得ることができました。また、行ったことでマレーシアの全てを知ったわけではないと思います。だからこそより深く学んでいきたいと感じます。そして今回のツアーで普段あまり関わりのない異年齢の方々ともまるで家族のような関係になれたことが何よりも嬉しかったですし、みんながいたからこそ、行ってよかったと心の底から思えます。このような貴重な体験をできた家族の支え、自分のいる環境に感謝したいです。

1年A組 Y.M.

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