湘南白百合学園中学校
数学科 学芸大学との研究授業
本校では、授業の質の向上をはかるため、東京学芸大学から先生をお招きし研究授業を行っています。今日は、数学科で研究授業がありました。「生徒に何を学ばせたいか」「何を残したいか」を事前に教員間で練り上げ授業を構想し、授業では生徒の思考や発言を数学科の教師全員で見取ります。それらをもとに協議会を行うことで、教員は自身の授業の改善に努めることができます。
生徒たちは時に、今の自分たちにとってハードルの高い問題に取り組むことになります。その時に教師は、解き方を教えるのではなく、ただ手放しに考えなさいとするのでもなく、生徒たちが考えたいと思えるように手だてを立てていきます。未知の問題や難しい定理に対し、「どうして考えるのか」「どのように考えるのか」は生徒たちの自然な疑問です。それを引き出せる授業を教員一同目指していきます。