大妻多摩中学校
トモノカイによる中学生放課後自習室のシステムが始動
今年度の4月から、(株)トモノカイと連携して、中学3学年を対象にした放課後自習室システムを始動させました。
集会室(170席)を「話せる自習室」、その隣の学習室①を「静かな自習室」とし、19:00まで利用できるようにしました。友だちといろいろ教え合いながら勉強したい人には「話せる自習室」を、一人で静かに集中して勉強したい人には「静かな自習室」を利用してもらいます。通常の下校時刻は17:30ですが、このシステムを利用すれば、部活動が終わった後にその日に出された宿題に取り組んだり授業の予習・復習をしたりしてから下校することができます。
また、勉強していてわからないことがあったら、毎日来てくれる4人の女子大学生(院生の方もいます)に質問することもできます。
生徒の皆さんには年度初めのガイダンスのときに、「毎日、短い時間でもよいのでこの自習室を利用するようにして、毎日継続して勉強する習慣をつけてもらいたい」ということを伝えました。本校では、着実に学力をつけていくためには何よりも自学自習ができるようになることが重要であると考えています。教員による指名補習のようなものをいやいや受けていてもなかなか学力は伸びません。
まずは自分で机に向かう習慣をつけ、自分の得意分野は何か、また、何が足りないのかを自分自身で把握できるようになってもらいたいと思います。そういう自己分析ができるようになればグングン学力は伸びていくはずです。本校の教育理念の一つである「自立自存」の見地からも、生徒の皆さんにはそのようになってくれることを期待しています。
もちろん、教員は何もしないわけではなく、必要なときにはしっかりと手を差し伸べますが、普段はちょっと離れたところから生徒の皆さんが自立するのを見守っていきたいと思っています。