郁文館中学校
【東大クラブ】現役東大大学院生による座談会を開催しました!
甲子園を目指して野球部に入るように、「東大へ行きたいから、それに直結するクラブに入りたい」という思いに応えるため、郁文館では「東大クラブ」を設立しました。東大合格を勝ち取るための「個別最適」な環境を実現した、2023年発足のクラブです。
東大クラブに在籍する今年度業生から、東京大学合格者が1名誕生しました!おめでとう!
冬休み期間の勉強合宿や入試期間特別講習を終え、さらに熱が高まる東大クラブ。今回は、学生チューターとして東大クラブを支えてくださる現役東大大学院生の戸倉さんを招き、現在中学生の東大クラブの生徒たちに向け座談会を行いました。その様子をご紹介します!
初めに、過去に多くの東大生を輩出し、進路指導責任者を歴任した近藤先生より東大を目指す意義についてお話がありました。
「これまで多くの生徒が東大を受験する姿を見てきましたが、その過程で大きく成長することを実感しています。今年の高校3年生も、学力はもちろんのこと、人間としてたくましくなったと感じます。だからこそ、皆さんにもぜひ挑戦してほしい。そして、東大を目指す過程を通じて、人としても成長してほしいと思います。」
▶東大大学院研究室の訪問
東大クラブでは、東京大学大学院の研究室を訪問し、実際の研究環境を見学する機会があります。研究室の雰囲気を肌で感じたり、東大生がどのように実験を行っているのかを知ることができる貴重な経験です。
今回の座談会では、その訪問経験についての話があり、生徒たちは熱心にメモを取りながら耳を傾けていました。
訪問した先生は、「東京大学において、研究とは何ぞやというところを極めてほしいと教授がお話しされていたことが、とても印象的だった」と語りました。そして、今回の座談会でその話を共有し、生徒たちに向けて「皆さんは勉強と研究の違いをイメージできますか?」と問いかけました。
▶東大大学院生・戸倉さんからのメッセージ
東大クラブの学生チューターとして、東大クラブを支えてくださった戸倉さんから「東大生は“自分で考える”ことが多い」「研究とは」のお話がありました。
研究は未解決の問題を解決する行為、勉強は過去の人の研究成果を辿る行為。つまり「研究とは何かを明らかにすること」と話してくれました。
また今回が学生チューター最後となる戸倉さんから、東大クラブの生徒たちへメッセージが贈られました。
「東大を目指し努力することは、なかなか遠い未来に見えて大変と感じるかもしれない。
しかし私自身も特別な人ではない。実際に東大に入って、周りを見て思うことは「意外と努力を続けられる人が入れる」ということ。だから今、最高峰の大学を第1志望に決めて、そこに向けて頑張っていってほしい。
そうすると今後の進路のどこかで、もっと勉強したいことが見つかったとき、海外大学や他の大学に行く選択肢が現れると思う。今最高峰を目標にしておくことで、様々な選択が可能になるので、今から目標に向けてがんばってほしい。」
今回の座談会を通じて、生徒たちは東大受験に向けたモチベーションをさらに高めました。ただ学力を向上させるだけでなく、東大クラブでの経験を通じて人間的にも成長していく姿が楽しみです。