瀧野川女子学園中学校
【中高一貫3年生】振り返ってみよう!伊勢歴史旅行①

ごきげんよう。中学3年生は、伊勢歴史旅行に行ってきました!
古来、私たち日本人は、自然を利用しながら守り、ともに生きていくことを大切にしてきました。そうした、日本人が大切にしてきた原感覚を強く感じ取ることができる場所の一つが伊勢神宮です。自然を敬い、共に生きる感覚の源がそこにはあります。遥かな時を超えて受け継がれ、現代の私たちへと繋がる精神を感じ取る2泊3日です。
3日間を振り返り、生徒たちの感想をお届けします。
神宮徴古館には皇大神宮の模型があり、お参りをするときに一般人は奥まで入ることができず、天皇陛下だけが本殿まで入ることができると知り驚きました。他の神社では皆同じところからお参りするので、伊勢神宮には天照大御神がお祀りされているので、やはり特別なのだ、と感じました。天照大御神はアワビがお好きだそうです。なんだか可愛らしくて、神様をとても身近に感じる事ができました。
その後に行った農業館では、エミクジラの下顎骨が3.6mでとても長く、研磨して床柱や装飾器具に使われていることを知り、動物の骨をいろんなところに使っていて驚きました。また、社会の授業で、明治時代以降日本に欧風の文化が導入されたという歴史を学んでいたため、農業館で明治時代の珈琲セットなどを見て、改めてそれを確認することができました。
また、お金の価値が現在とは違い、明治時代後期の1円は今の2万円に相当することを展示から学ぶ事ができました。明治時代の選挙で「満25歳以上の男子で、直接国税15円以上を納税している者に選挙権を与える」という条件があったと授業で学んでいましたが、この条件に当てはまるのはすごく限られた上流階級の人だけであると改めて実感しました。
次の記事では、二見浦散策や外宮参拝の様子をご紹介します!事前学習で調べたこと以上に何を学ぶことができたのかをお伝えします。
また、晴天時に夫婦岩の奥に見えると言われている富士山は見えたのか…
乞うご期待!