鶴見大学附属中学校
シルクプロジェクト2025

シルクプロジェクトとは、カイコを卵から育て、最終的には絹糸の生成にチャレンジする1stステージの生徒の教科横断的な取り組みです。
2024年度の活動
https://tsurumi-fuzoku.ed.jp/news-detail.php?id=197
昨年度に引き続き、シルク博物館からカイコの卵を103個受け取り、飼育がスタートしました。カイコの飼育は有志の生徒12名に曜日ごとに取り組んでもらいました。カイコの成長過程は、理科の授業などでも観察しました。
昨年度は蛹化(まゆ化)する段階で多くのカイコが死んでしてしまったことが大きな反省点でした。それを改善するため、個体密度を下げた環境での飼育と、まぶし(まゆをつくる小部屋)のつくりを工夫する形で、蛹化の時期を迎えました。
結果、103匹のうち、100匹が繭をつくることに成功しました(昨年度は80%程度の蛹化率でした)。個体密度を落とすことでカイコの世話をする生徒の負担は増えましたが、昨年度を上回る蛹化率(97%)に至りました。
カイコがつくってくれた繭は今後、絹糸づくりに利用していきます。
