瀧野川女子学園中学校
マングローブの森へ!

ごきげんよう!
奄美大島冒険旅行2日目は、世界遺産センターで奄美の自然について学ぶことから始まります。最新の博物館学に基づいて展示された奄美大島の豊かな自然について、ガイドの方からのお話を伺いながら見てまわります。一つの種を守るのに、周りにある生態系も全て守っていかないとならない、というお話に、生徒たちは真剣な顔を見せていました。中学生の自分たちにも奄美の自然、日本の自然を守るためにできることがある、と考え始めるとても良いきっかけとなりました。
高校1年生は、5月に奄美大島研修旅行で奄美を訪れます。この時の感動から、あかつき祭で鶏飯風水餃子「ギュギュッと鶏飯」を販売した団体が、今回売り上げの一部を世界遺産センターへ寄付しました。奄美大島の豊かな自然を守ることに少しでも貢献できないか、自分たちがお世話になった奄美大島に恩返しを、と考えて企画を立てました。今回の冒険旅行で世界遺産センターへ寄付金をお渡ししました。
美味しい昼食をいただいた後は、マングローブカヌーに挑戦!カヌーをこいでマングローブの森を目指します。オールの漕ぎ方を教えていただいて、いざ出発。初めてのカヌーは少しだけ苦戦しましたが、丁寧に漕ぎ方を教えていただき、すぐに上達することができました。潮の影響で干潟が広がっている様子を見ることができ、カヌーを降りて歩いてマングローブの中を探検しました。息を潜めて見ていると、さまざまな生き物が動く様子を観察することができ、世界遺産センターで伺ったお話を目で見て、耳で聞いて、自分の五感で感じることができました。
明日は、奄美大島の文化に触れる日。どのような出会いが待っているか、生徒たちも楽しみにしています!
本日の生徒の感想をご紹介します!
今日は、マングローブカヌーや世界遺産センターで、奄美大島についてたくさん知ることができました。
世界遺産センターでは、奄美の動物や植物のことだけでなく、どうやってその自然を保護しているのか、ということも教えていただきました。奄美がなぜこれほどきれいな自然を維持できるのか、その理由がわかりました。
マングローブカヌーでは、落ちて沈まないか不安でしたが、しっかり漕いで戻ることができました。友だちや木にぶつかってしまったりとハプニングはあったけど、とっても楽しかったです。普段こういう体験は自分からやったりすることがないけど、今日、やってみるとすごく楽しいということがわかったので、次からは何事も自分から挑戦していきたいです!