瀧野川女子学園中学校
3Dプリンターで作った理想のカタチを、商品へと高める生徒たちのプロセス
ごきげんよう。
「こんなものがあったらいいな」――。
そんな生徒の思いを出発点に、実際に手を動かし、アイデアを形にしていく瀧野川女子学園の創造性教育です。
前回は、最先端で産業クオリティの「3Dスキャナー」と「大型高速光造形3Dプリンター」が導入され、高校2年生の17名の会社「solasia」がランタンの造形物を出力するまでの様子をお届けしました。
今回は、3Dプリンターから現れた造形物を、自分たちの手でしっかりとした「形」へと磨き上げていく、こだわりの仕上げプロセスをご紹介します!
余分な液体をすっきりカット!「洗浄」
光造形3Dプリンターは、液体状の樹脂(レジン)に光をあてて固めていく仕組みです。
そのため、刷り上がったばかりの造形物の表面には、まだ固まっていないレジンが残っています。
まずはこれを専用の全自動の洗浄機でしっかりと「洗浄」していきます!
「ウィ〜ン」と可愛い音と共に、余分なレジンが落ちた作品が機械から出てくると、自分たちがクレイ粘土で作ったあの美しいオーガニックな曲線や、繊細な手触りがくっきりと姿を現します。
「うわあ、すごい! !」と、生徒からも歓声が上がります。
そのあとは、機材から造形物を「羽付き餃子を剥がすように」取り外していきます。
光をあててカチッと強く!「硬化」
洗浄が終わったら、次は「硬化(二次硬化)」のプロセスです。
洗い上がった造形物は、まだ柔らかくてデリケートな状態。
これを専用の「二次硬化機」に入れ、特殊な紫外線(UVライト)をまんべんなく照射します。
光を浴びることで樹脂の化学反応がさらに進み、丈夫で日常使いに耐えられるカチッとした強さに生まれ変わるのです!
そのあとは、クラスみんなで土台の部分を切り取り、
いよいよ、商品へ♪
ついに!理想のカタチが目の前に「完成」
「洗浄」「硬化」そして丁寧な仕上げ作業を経て……
ついに「solasia」が頭の中で描き、手でこねて作り上げた、世界にひとつだけのオリジナルランタンの容器が完成しました。
実際に手に取ってみると、プラスチックとしてのしっかりとした強度があるのに、手作業だからこそ生まれた「温かみのあるニュアンス」がそのままきれいに残っています。
最先端のデジタルテクノロジーと、生徒たちの豊かな感性が、見事にひとつに融合した瞬間です。
本日はここまで!次回をお楽しみに♪
想いがカタチになる感動を味わい、ますます輝く生徒たち。
次回は、完成した造形物をいよいよ本物の「商品」へとステップアップさせていく、こだわりのプロセスをお届けします。
次回の更新も、どうぞ楽しみにお待ちください!
