特集

NettyLand 「SDGsアンケート」結果報告 ーその3ー

NettyLand 「SDGsアンケート」結果報告 ーその3ー

「NettyLand 「SDGsアンケート」結果報告 ーその2ー」より続く

Q:学校として取り組んでいるものはありますか?
◆足立学園
・ほぼ全ての教科や部署で取り組んでいます。※SDGsに取り組んでいるわけではなく、もともと取り組んでいるものが、SDGsに当てはまるという認識です。性教育:いのちの大切さや尊さを改めて気づかせてくれる授業。中2、3年生を対象に「いのちの授業」を行っています。去年度は講師に助産院の先生をお迎えし、「いのちの性」についてお話ししていただいています。高校のデートDV講座同様、性教育の一環として行っている特別講座ですが、いのちが生まれることのすばらしさや、誰もが愛されて育ってきたことを実感できる時間となっています。【5】
・「救缶鳥」プロジェクトに参加:賞味期限が近づいた未使用のパン缶詰「救缶鳥」を回収し、飢餓に苦しむ国々へ届ける「救缶鳥」プロジェクト。本校はこれに賛同し、備蓄用食料として「救缶鳥」を採用しています。【2】
ペーパーレス化への取り組み:印刷物を減らし、できるだけ電子に移行しています。【7・15】
・学園祭でバザーを行っています。:制服のリサイクル販売も行っています。ごみの分別によるペットボトル・キャップリサイクルも行っています。【12】
◆跡見学園
・キュロットタイプやパンツタイプもあるジェンダーレスな制服。【5】
◆桜美林
・会議資料をできる限りペーパレスでできるようにしています。【7・12】
・学習活動における様々な場面でのジェンダーレス化
◆鴎友学園女子
・ソーラーパネル
◆大妻多摩
・貧困地域に在住している子ども数名に対して、生徒会の募金活動で継続的支援を実施【4】
・中学3年生全員を対象に、3日間SDGsワークショップを実施。【1・2・5・7・10・11・13・14・15】
◆大妻中野
・特定のものは決めていません。ソーラーパネルによる太陽光発電。ペットボトルキャップの回収、書き損じはがきの回収、古着の回収(ユニクロ服のチカラプロジェクト)、制服リサイクル、などです。
◆かえつ有明
・環境に配慮したエコスクール(雨水や地中冷熱の利用)【7】
◆春日部共栄
・女子の制服にスカートのほかスラックスも選択可能に。リボンかネクタイの選択も可。【5】
◆神田女学園
・資源ごみのリサイクル【12】
・パンツスタイルやネクタイを取り入れる【5】
◆共立女子第二
・開発途上国の女子教育の支援、開発途上国への古着支援や募金活動などの生徒会活動【1・2・5・10】
◆香蘭女学校
・制服のスラックス導入。ソーラーパネル
◆サレジアン国際学園(現 星美学園)
・ジェンダーレスな制服の導入を検討中
◆自修館
・授業、LHR、長期休みの課題等でSDGsとのつながりを意識的に取り入れています。その結果、社会に山積する課題に目を向けたり行動したりしたいという生徒が多く、グローバルユース国連大使(少年少女国連大使)などを目指す生徒が毎年おり、昨年度までで5名、今年度は2名が研修と活動を行う予定です。
◆静岡聖光学院
・食と教育(F×ED)プロジェクト:授業においての学びと食や料理など実生活に結びついた学びの模索と創造。生徒による食に関連する商品企画販売活動。男子校による料理の推進 → 食におけるジェンダーの模索と創造。 【4・5・12・15】
・SDGsをベースにした国際交流活動【17】
・コンポスト活動【15】
◆自由学園男子部・女子部
・ジェンダーレスな制服として、現在女子部は「学校にふさわしい服装なら可」と生徒が話し合い決めた。そのため、スカートの生徒もいればスラックスの生徒もいる。
◆聖徳学園
・SDG’sをテーマとしたシネマアクティブラーニングなど。学校全体で「これ」と決めて取り組んでいるものはありません。生徒それぞれがゴールを考えて取り組めるようになるのが理想と考えて指導しております。
◆湘南白百合学園
・フィリピンのスラム街に住む子供たちへの支援【1】
◆清泉女学院中学高等学校
・学校全体で節電やペーパーレスに取り組んでいます。【13】
◆西武学園文理
・ゴミの削減(コロナ対策と関連させ教室内のゴミ箱を撤去し、ゴミを大幅に削減した 2020年度実施)【12】
◆成立学園
・女子の制服でパンツも選べるように導入しています。【5】
◆青稜
・制服・リサイクル・有機栽培等

◆玉川学園
・ソーラーパネル【7】
・陸上での水産資源の養殖。サンゴ研究【14】
・学校の間伐材を利用したものづくり労作【15】
◆千葉日本大学第一
・2002年より文化祭の売り上げを「JHP学校を作る会」に寄付してきた。その結果、カンボジアに学校を設立することが出来た。その学校には男女別々のトイレがあり、男女が平等に教育を受けられるような施設である。また、学校設立後も寄付金は毎年続けられ、学校の子供たちに文房具を進呈した。この活動は続いている。【4・5・6】
◆千葉明徳
・絶滅危惧種のキンランの保護【15】
・ソーラーパネル【7】
◆土浦日本大学
・ジェンダーレスな制服,エネルギーをみんなに、そしてクリーンに,平和と公正をすべての人に
◆田園調布学園
・環境問題については雨水を利用するなどをしています。
◆桐蔭学園
・里山再生と大都市郊外まちづくり:鉄町内会と連携して、竹やぶに侵食されてしまった里山環境の再生と、地図から消えてしまった里山内の古道「鎌倉みち」の再整備を行っています。また、東急株式会社と連携して、大都市郊外地域の街づくりの課題や魅力を、フィールドワークをもとに探究し発信しています。【11・15】
◆東京家政大学附属女子
・ソーラーパネル、コンポスト、都内節電推進校としての実践、給食たべ残しゼロ日の設定
◆獨協
・SDGsについては、中学の「探究活動(総合学習)」や高1のコミュニケーション英語の授業である期間集中して取り組んでいますが、予め明確なゴール(目標)番号が決められてはいません。
◆目黒星美学園
・リサイクル委員会で、ペットボトルキャップおよびコンタクトレンズケースの回収【15】
・地域と連携した防災活動【11】
◆武蔵野東
・ソーラーパネルを屋上に設置
◆福岡雙葉
・フードロスを考えたお弁当システムを生徒と企業で連携し構築。現在実践中。【12】
◆文化学園大学杉並
・資源回収(カイロ・コンタクトレンズケース)・コンポスト
◆八雲学園
・屋上緑化【2・13】
◆八千代松陰
・ジェンダーレス制服。ソーラーパネル。リサイクル
◆横浜女学院
・多岐にわたっています。
◆横浜富士見丘学園
・屋上にソーラーパネルを設置【7】
◆横浜雙葉
・雨水の利用・ソーラーパネル等【7】
・生徒会による使い捨てコンタクトレンズケース回収【7・12・13】
◆立教女学院
・本校はユネスコスクールでもあり、あらゆる授業や課外活動でSDGsと親和性のある取り組みをしています。
◆麗澤
・本校のSDGs研究会は、部活動の一つとして2020年度から新しく発足された中高合同の部活動で、現在40名ほどで活動を行っております。主に活動は2つあり、SDGsの目標達成のためにフェアトレードコーヒーの活動とレモネードスタンドの活動を行っています。フェアトレードコーヒーの活動では、生徒自ら淹れ方を学び、自分たちでハンドドリップしています。コーヒーは、NPO法人ピースウィンズジャパンを通し、東南アジアの東ティモールからフェアトレードのコーヒー豆仕入れ、柏市にある「自家焙煎珈琲茶珈香」で焙煎していただいたものを使用しています。東ティモールではフェアトレードを推進したことで高品質のコーヒーを正当な価格で取引できるようになり、生産者の経済的自立を目指しています。そしてより多くの人にこの活動を知ってもらうため、新たにオリジナルデザインのドリップバックの販売を始めました。こちらは学校での販売だけでなくオンラインストアも開設し、活動の幅を広げています。貧困問題に対し、今自分にできることを行い、フェアトレードのような持続可能な消費に関する取り組みの認知を広げることこそがこの活動の目的です。レモネードスタンドの活動は、小児がん支援のための募金活動です。一冊の教科書に載っていたアメリカの少女のレモネードスタンドの活動に生徒が共感し、この活動のきっかけを作りました。小児がん支援の資金がすくない現状を解決するためにレモネードスタンドを催し、募金運動を実施しています。この活動の特徴は、学校から一切のお金を受けていないことにあります。本研究会はフェアトレードで取引されたコーヒーを販売し、その売上から自分たちの活動に必要な資金を生み出して運用資金としています。レモネードスタンドの全額募金もこの仕組みから可能となりました。このように自分たちでビジネスモデルを作り、持続可能な活動を行っています。そして今年の3月にSDGs探求awards2020の全国大会にて1953件の応募の中この活動が優秀賞を受賞することができました。以下のURLにアーカイブページが載っています。
http://sdgs-awards.umedai.jp/library/2020/middle-student-outstanding3.html
【1・3・12】
◆和洋九段女子
・NPO団体CIESFと連携し、寄付型自動販売機の導入。(購入した一部が小学校建設などカンボジアの教育資金となる)その他、昨年度は企業と連携してSDGsターゲットアイコン日本版PJに参加するなど、中高共に多数の取り組みを行っています。【1・4】

以上