2万㎡の人工芝グラウンドが完成! 元気な男子、ここに集まれ!!
同校はこの数年、150周年記念事業の一環として校地整備を行っていましたが、この夏、広大な土のグラウンドが全面人工芝に衣替えをし、事業がすべて完了。その真新しい人工芝を見学しに、同校を訪ねました。
半年ぶりに、グラウンドで部活。生徒たちの反応は?
2万㎡とは、どのくらいの広さかおわかりになりますか? 東京ドーム球場の1・5倍強です。同校の5万6000㎡という広大な校地のうち、3分の1以上を占めるグラウンド、まさに壮観です。
ちょうど練習をしていた中学野球部の部長、友成怜王樹(れ お き)君に真新しいグラウンドの使い心地を聞いてみました。「土のグラウンドのときはすごい砂嵐だったので、毎日泥んこでした。今は快適です。それに、スライディングしても痛くないんです!」。さらに「今までは家に帰るとすぐに、母が『洗濯物、出して』と、ユニフォームを漂白して洗ってくれていたんですが、今は汚れ方が全然違うので、楽になったと喜んでいます(笑)」。お母さんにも嬉しい人工芝化だったわけです。
体育科でラグビー部顧問の斎藤創先生も「今まではグラウンドに集合して教員の話を聞くとき、生徒たちは腰を浮かせてしゃがんでいたのですが、今は心おきなくお尻をついて座っていますし、休み時間などには寝転んでいる生徒もいますよ」と笑います。
毎年、企画を見直す体育祭。実行委員会も白熱!
そして、10月1日には新装グラウンドで初の体育祭(中学)が行われました。「人工芝になったので、これまで障害物競走では三輪車を使っていたのですが、中身を全部変えました」と言う友成君は、体育祭実行委員長でもあります。ほかに綱引きもできなくなったそうで、代わりに登場したのが“背渡りリレー”。
「本校では、すべてのプログラムを毎年まっさらから見直します。結果的に同じものもありますが、実行委員たちは、議論を重ねていますね」と斎藤先生。「体育祭の実行委員幹部は『やりたい』と手を挙げた生徒を任命します。自分で希望すると、責任をもってとことんやりますから、自分たちの力で成し遂げたという成功体験を大切にしてほしいですね。そして、自由というものには必ず枠がありますが、その枠組みの中で楽しむことを覚えれば、魅力ある人間に育っていくと思います」
何事も押しつけるのではなく、場と機会を豊富に与え、生徒が何かに手を伸ばしたときに大きく後押しをしてくれるのが同校の教育。ぜひ、説明会に足をお運びください。そして、のびのびと、真っ直ぐに、大きく生徒を育てる同校の、新しいシンボルになった壮大なグラウンドに、男子、集まれ(もちろん女子も)!
※上記はNettyLandかわら版の抜粋です。全容はこちらをご覧ください。
明治学院中学校
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