さまざまな体験や挑戦を積み重ね 世界とつながるキャリアビジョンを育んでいく
羽ばたく先輩の姿を間近に見て自分の可能性に思いを馳せる
「報恩奉仕」「質実剛健」「誠実力行」を目標にハイレベルな教育を実践している専修大学松戸中学校。今回は、国際教育・進路指導担当の五味光先生にお話を伺いました。
「中学校の創立18年目を迎えたわが校では、中高一貫を通じ、英語能力の向上に力を注ぎ、“話す・聞く・読む・書く”という4技能の習得を重視しています。さらにキャリア教育の中でも英語を通じて多彩な人々や文化に出会い、国際的な視野を持てる人材を育んでいます。その土台として中学1年では、作文や小論文を書いて表現力を身に付けながら、自己分析することで、将来へのモチベーション作りの基本を学びます。中学2年になると、病院やスーパーマーケットなどさまざまな仕事の現場に生徒たちが立ち、『職業体験』に参加することで自分の将来を考え、きっかけ作りとなる経験をします」。
中学3年では、アメリカ・ネブラスカの修学旅行とキャリア教育のひとつである“Future Project 卒業生が語る会”が実施されます。
「6月に修学旅行で13日間、アメリカのネブラスカに行きます。5日間英語だけで授業を受ける体験型のサマースクールに加え、3泊4日のホームステイを全員参加で行います。8月末には本校の卒業生で、文系・理系の大学3・4年生や大学院生を10名招き、自身の学生生活の経験談、卒業後の進路などについて、具体的な話が聞ける“卒業生が語る会”を催しています。そこでは、生徒から先輩たちへの質疑応答にはじまり、さらに興味のある先輩たちと車座になって詳しい話が聞ける時間も設けています」と五味先生。
今年は、筑波大学で粘菌を研究している生命環境学群4年の田中結衣さん、手術の映像を見せてくれた信州大学医学部3年の山田太朗さんといった個性あふれる先輩たちが登壇。生徒たちは進路を決めたきっかけや理由、勉強法について質問を投げかけ、将来の目標や夢について語り合いました。後日生徒たちに感想を聞いたところ、「進路や将来についてリアルな話が聞けたのがよかった。知らないジャンルの勉強に興味がもてた」といった自分の将来への具体的なイメージ作りができたようです。
※上記はNettyLandかわら版の抜粋です。全容はこちらをご覧ください。
専修大学松戸中学校
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