伝統あるハンドベル部は、高校は1981年、中学も1983年から活動しています。みんなで協力し、美しい音色を作り上げていくのが魅力のクラブです。
学校行事では恒例のハンドベル演奏
「キリスト教に基づく人格教育」という教育理念のもと、「道徳人・実力人・世界人」の育成を教育目標とする明治学院中学校。クラブ活動は運動部、文化部ともに盛んで、ハンドベル部は歴史あるクラブのひとつです。今回はハンドベル部顧問の稲垣和良先生と中学部長の長谷川翔真君(中3)にお話を伺いました。
中学ハンドベル部の部員数は毎年1学年10人前後。活動は週に4~5回行っています。中学と高校は普段は、別々の活動をしています。11月の文化祭や1月の定期演奏会では、別々のステージを作っていきますが、12月のクリスマスの集いでは、中高合同で演奏を行います。ハンドベルは1人が5個前後のベルを担当し、連係プレーで音色を作り上げます。演奏曲は、チャイコフスキーの「花のワルツ」からディズニー映画「ライオンキング」など多彩です。「入部してくるときには、ハンドベル初心者がほとんどですが、コーチや先輩たちが優しく、丁寧に教えるので、だんだん上達していきます」と稲垣先生。活動は校内のみならず、高齢者や障がい者の施設や教会などに演奏に出かけることもあります。また、TBS主催の子ども音楽コンクールにも毎年参加するなど、幅広く活動しています。
高校生になるとアメリカに演奏旅行も
長谷川君はお姉さんが他校でハンドベル部に所属していることから興味を持ち、入部しました。「ハンドベルは全員で音を作るところが魅力です。ベルの重さもいろいろあるのですが、重いベルも完璧に鳴らせるように力をつけたいと思っています。部をまとめるのは難しいこともありますが、副部長と協力して頑張っています」と長谷川君。勉強との両立も時間の使い方を工夫してこなしているそうです。
高校生は2年に1度アメリカに演奏旅行に行きます。これを目指して練習に励む部員も少なくありません。「ミッションスクールならではの教会とのつながりを大切にした行事で、現地の教会や高齢者施設などで演奏を行います。アメリカでの演奏会は、ホームステイのコンタクトを取ってくれている方々やホームステイを引き受けてくれているアメリカンぺアレンツ、そして、協力をしてくれている教会への感謝の気持ちを伝えたり、本校のホームステイを更に広めていく場となっています」と稲垣先生は話します。長谷川君は高校2年の時が演奏旅行の年に当たるので、メンバーに選ばれるように頑張りたい!!とのこと。
5月、6月、10月の学校説明会でもハンドベル部の演奏があるので、興味のある受験生の親子は、ぜひ一度足を運んでみてはいかがでしょうか。
※上記はNettyLandかわら版の抜粋です。全容はこちらをご覧ください。
明治学院中学校
[学校HP]http://www.meijigakuin-higashi.ed.jp/
〒189‐0024 東京都東村山市富士見町1‐12‐3
042‐391‐2142
最寄駅/
西武拝島線 国分寺線「小川駅」徒歩8分。
JR武蔵野線「新小平駅」徒歩25分。(自転車通学可)