全国大会7年連続出場を誇る高校ダンス部は、週3回の活動、3年生が必ず大会に出場するなど、一般的な強豪校とはひと味違ったスタイルで活動しています。
同好会からスタートし、現在は全国大会常連校に
「キリスト教に基づく人格教育」という教育理念のもと、「道徳人・実力人・世界人」の育成を教育目標とし、クラブ活動も盛んな明治学院中学校・東村山高等学校。今回は高校ダンス部顧問の窪田りり子先生にお話を伺いました。
高校ダンス部は2003年に同好会からスタート。ダンス経験者の窪田先生は創部から顧問に就任しました。活動内容は外部の大会に参加するほか、文化祭などの行事でもダンスが披露されています。
「本格的に強化を始めたのは8年ほど前で、プロのコーチを外部から呼び、指導してもらうことにしました。その結果、日本高校ダンス部選手権で7年連続の全国大会出場も果たしています」(窪田先生)
セレクションを行わず、高3のみでチームを編成
同校ダンス部の特徴は、メンバーのセレクションを行わず、毎年高3のみでチームを編成して大会に出場していることです。「他校では技術や身長などでセレクションを行うところもありますが、本校ではそこに優劣をつけずに、必ず高3の生徒を大会に出場させています。出場者全員を同じレベルに仕上げるプレッシャーはありますが、身長など見た目がバラバラでも全国レベルに到達させることができています」と窪田先生は話します。また、活動は週3回で、合宿は行わないなど、いわゆる強豪校の練習とは異なるスタイルで強化を続けています。ジャンルはジャズダンスが中心で、芸術性を重視したものになっていますが、体育祭の部活対抗リレーでダンス部が1位を獲得するなど、体力強化の面でも普段の練習の成果が表れているようです。
今後の目標は全国上位
中学出身者も活躍中!
「ダンス部は高校からのクラブですが、本校の中学出身者も毎年6、7人が入部しています。中学時代は別の運動部で活躍していた生徒も多く、未経験者も全く問題ありません」と窪田先生。今後の目標は全国大会で上位に入賞すること。「ダンスがうまく踊れれば上位に入れるというわけではなく、上位校の生徒は挨拶がきちんとできていたり、鞄をきれいに並べていたりなど、礼儀や生活態度がしっかりしています。ダンスの技術だけでなく、そういったこともクラブ活動を通して身に着けてほしいと思っています」(窪田先生)。ダンスの上達のみならず、生徒たちの人間的な成長も期待できそうです。
私たちは、「心から踊るダンス」をモットーに、楽しさや感動、世界観を伝えられるダンスを目指しています。部員のほとんどは初心者ですが、基礎練習や外部コーチのレッスンなど幅広い練習により、7年連続全国大会に出場しています。短い活動時間の中でも集中し、内容の濃い練習になるよう心掛けています。また、コミュニケーションをとることを意識しており、チームワークがよいのも自慢です。唯一無二の世界観で全国大会出場を目指して頑張っています。
※上記はNettyLandかわら版の抜粋です。全容はこちらをご覧ください。
明治学院中学校・東村山高等学校
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