私学探検隊

興味のある語学をさらに追求先輩後輩の垣根のない温かな雰囲気の中でチャレンジする心を育んでいく

どんなテーマにも対応できる発言力を養う英語ディベート同好会

出されたテーマについて、調べたり意見をまとめるなど手分けして進める部員たち。時間制限があるので大変

出されたテーマについて、調べたり意見をまとめるなど手分けして進める部員たち。時間制限があるので大変

部員は中学2年から高校3年まで約30名。毎週土曜日の放課後に練習しています。「ディベートは与えられた公的なテーマについて異なる立場に分かれて議論し、どちらがより強い説得力を持ち得たかで勝敗が決まります。どちらの立場になるかは自分で決められず、賛同できない立場になっても意見を発言しなければならないところが難しいですが、だからこそ自分の考えや見方を深めることができます」と語るのは顧問の藤田麻友美先生。入部1年目の高校1年生・細谷礼音くんは「オンライン英会話で話すことに興味を持ち、先生に誘われてやってみようと思いました。今は語彙を増やしたいので映画を観て、覚えた言葉を練習で使ったりしています。うまく相手に伝わるとうれしいです」と話します。同じく高校1年生の村上遼くんも「僕も社会に出てから役に立つからと先生に誘われて入部しました。テーマが決まってから20分程度で自分たちの意見をまとめて発言しなければいけないので大変です」と口を揃えます。ディベートは自分が知らない内容や興味のないテーマが出題されても短時間で意見をまとめなければなりません。「どちらのチームに入っても、なぜそう思うのか、想像力を働かせ、相手の気持ちを考えながら意見をまとめていきます。数か月すると段々自分の考えを深掘りして表現できるようになります。話し方や人の引きつけ方、間のとり方など、スピーチのノウハウもディベートでは大切な要素です」と語るのはネイティブの英語科教師キム・ウィル先生。毎年12月に行われるディベートの全国大会出場を目指し、練習が続きます。

生徒たちが主体となる積極的な活動を進めるドイツ語同好会

中学1年生から高校2年生まで8人の部員が主体となり、火曜日と土曜日の放課後に活動しているドイツ語同好会。「中学に入ったら何か自分の個性を伸ばせるようなクラブに入りたいと考えていました。元々ドイツに興味があり、高校からは第2外国語でドイツ語を習うので、今から勉強すれば役に立ちそうだと思いこの研究会を選びました」と語るのは中学3年生の金子幸永くん。先輩が後輩にテキストなどを使って授業のような形で教えたり、手作りのカルタで単語を覚えたりしています。中学1年生の原田基熙くんも「僕は英語以外の外国語に興味があって入部しました。これから新入生が入ってくるので今度は教える立場になりますね」と笑顔で話します。「世界中のドイツ語を学ぶ学校や若者を結ぶドイツ外務省のプロジェクトにパッシュという活動があります。そのプロジェクトで来日している留学生と交流会を行ったり、研修旅行でドイツを訪問するなど今後も積極的に学びの場を拡大していきます」と顧問の添田千裕先生。創立以来の精神を引き継ぎ、ドイツ語を広める活動を行います。

 

※上記はNettyLandかわら版の抜粋です。全容はこちらをご覧ください。

獨協中学校 
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