世界平和に貢献できる人として~アレセイアのグローバル教育~
言語力・思考力・たくましさを育てる総合学習
アレセイア湘南中学高等学校は「真の平和をつくるまことの人を世に送り出す」という建学の精神を土台としたグローバル教育カリキュラムを創立70周年の2016年から行っています。カリキュラムの目標は「世界の平和に貢献する」という意識を生徒一人ひとりが持つこと。そして、各自が問題意識を持って行動できる人となることです。
そのための学びのひとつが総合学習。様々な体験学習、ワークショップ、プレゼンテーションを繰り返します。例えば中学1年生前半のテーマは「誰にでも優しい社会」。ユニバーサルデザインについて調べたり、社会福祉体験を行い、その学びをプレゼンテーションとして発表します。後半は「平和をつくるためにできること(提言)」。グループで課題を見つけ、アンケート調査などを行いながら提言としてまとめて発表します。
2年生は「職業体験」。依頼から体験、発表まですべてを一人で行う、生徒が大きく成長するプログラムです。3年生では「長崎研修」を通して「平和学習、震災学習、キリシタンの歴史そして課題解決学習」を行います。高校生になるとより視野を広げ、SDGs(持続可能な開発目標)をターゲットに、探究的な学びを深めます。
体験的な学びを通して様々な人と出会い、仲間と出会い、課題にぶつかりながらも協力して解決策を模索します。生徒たちは一人ひとりが持つiPadを駆使しながら、調査から発表へと主体的に学びを進めます。教わることでなく、能動的な学びの中で自分の主体的な意見を持ち、それを母国語で伝える力を身に付けていきます。この繰り返しを通して「言語力・思考力・たくましさ」が育ち、世界の平和への意識を持った大人へと成長していきます。
英語は”才能”ではありません!
総合学習では「自分の考えを母国語で人に伝える発信力」を育てます。その発信を英語でも行えるようにすることがグローバル教育のもう一つの柱です。英語以外を母国語とする私たちが英語を学ぶときに大切なことは、ネイティブの生きた英語に多く接すること、論理的かつ効率的に理論を学ぶこと。「英語は”才能”ではありません!」という考え方のもと、この2つを柱として英語のカリキュラムは組み立てられています。
中学でのネイティブ教師の授業は週3時間。しかも、もともと25人前後の少人数クラスをさらに2つに分けての授業です。グループワークやプレゼンテーションを繰り返し、「分かる、伝わる」経験から英語をツールとして使う自信を育てます。日本人教師の授業では文法や単語など英語活動を支える学力をAI学習支援システムも併用しながら学びます。
さらに学びたい生徒に向けてはネイティブ教師による放課後講座である「国際英語塾Jr.」と「ファウンデーションコースJr.」があります。この講座は高校の「国際英語塾」、「ファウンデーションコース」へと発展し、語学研修や海外留学へとつながります。
これらの学びを通して世界平和に貢献できる人としての資質が育ってほしいと願っています。
※上記はNettyLandかわら版の抜粋です。全容はこちらをご覧ください。
アレセイア湘南中学校
[学校HP]http://www.aletheia.ac.jp/jr/
〒253-0031 神奈川県茅ヶ崎市富士見町5-2 Tel.0467-87-7760
最寄駅/
JR東海道線など「辻堂駅」・JR相模線 東海道線など「茅ヶ崎駅」からバス「平和学園前」。スクールバス「辻堂駅」からあり。