OGの活躍を紹介する「Sai」は在校生のロールモデルに
共学化30周年
卒業生のその後を追う
2017年、日大三中は共学化30周年を迎えました。それを記念して、女子卒業生たちのその後を紹介する冊子「Sai」を年に1回発行することにしました。5年目を迎える今は、VOL.5を制作中です。制作を担当する広報部主任の佐々木祐輔先生はこう話します。
「今でこそ共学化はめずしいことではありませんが、当時はまだ少なく、校内でも『共学化する意味があるのか』と何度も議論がくり返されたという記録が残っています。共学化から30年が過ぎた今、その意味を形にして残したいと考え、女子卒業生のその後を紹介する冊子を作ることにしました」
「Sai」に込められた多才で多彩な女性たち
1冊の中には、「卒業してから数年経った大学生」「社会人2~3年目の20代」「それ以上の大先輩」の3つの世代の先輩たちの日大三中で過ごした学生時代の思い出と、その後の活躍が紹介されています。例えば、現在パーマカルチャーデザイナー(人と自然が共に豊かになるための暮らしのデザイン)をしている高校女子1期生の先輩は、豊かな自然環境の中でのびのびと学生時代を過ごしたことが、今の職業につながっていると話しています。「Sai」の中で紹介されている女子卒業生の職業は、獣医師、教師、薬剤師、助産師、アナウンサーなど実にさまざま。冊子のタイトルになっている「Sai」は、そんな多才で多彩な女性先輩たちを表しているそうです。卒業生が多彩な生き方をしているのは、16学部92学科ある日本大学の付属校であることに加え、約120大学の推薦指定校枠があることも大きいでしょう。多彩な選択肢の中から自分の学びたいことを見つけ、今の仕事につなげています。そんな先輩たちの活躍が在校生に刺激を与えています。
宮﨑さん:「Sai」を初めて読んだのは中2の時です。卒業生のその後の活躍が知れて、こういう将来の選択肢もあるのだなと参考になりました。
大谷さん:2019年のVOL.3には、同じダンス部だった5歳上の先輩の大学生活が紹介されていました。ダンス部の時も憧れの先輩でしたが、今もとても素敵だなと思いました。
宮﨑さん:私は大学では経済を学びたいと思っています。
大谷さん:私は理工学部に進学したいです。将来、何になりたいかは決まっていませんが、「Sai」に載るような人になれたらいいな。在校生にとって「Sai」に登場する先輩たちは憧れなんです。
※上記はNettyLandかわら版の抜粋です。全容はこちらをご覧ください。
日本大学第三中学校
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