私学探検隊

チアダンス部の全国レベルの実力はチームワーク力と礼儀で培われる!

先輩が後輩を優しく丁寧に指導

チアダンス部は、全国大会でもつねに上位の成績を収めている強豪です。そんなチアダンス部(中学)の活動を見学し、中1の岡部さん、中2の羽田さん、中3の森田さん、顧問の板倉明香先生にお話を伺い、強さの秘密に迫ってみました。
部員は14名。いまは新型コロナウイルスの影響で週2日の活動ですが、以前は週5日活動をしていました。練習では中3の生徒が前に出て、後輩たちに一つひとつの動きを確認しながら、指導しています。中3の生徒がアドバイスをすると、みなさん「ありがとうございます!」「はい!」と元気よく返事をします。また、一方では中2と中3の二人が、一人の中1の生徒をマンツーマンで指導している様子も見られました。

つねに見られているという意識をもつ

8月に大阪で行われた第十一回全国中学校ダンスドリル選手権大会にSmall編成で出場。ちなみに関東予選は1位で通過

8月に大阪で行われた第十一回全国中学校ダンスドリル選手権大会にSmall編成で出場。ちなみに関東予選は1位で通過

3人の生徒さんに入部理由を聞きました。岡部さんと森田さんは「チアダンス未経験でしたが、入部体験をしたことが楽しかったからです」と言います。一方、羽田さんは保育園からチアダンスをやっている経験者で、「チアダンスを続けたいとチアダンス部がある学校を探していたところ、浦和実業のことを知り、入学しました」とのことです。
チアダンス部のOGでもある板倉先生は「ほかには全国大会に行きたいという希望で入部してくる生徒もいます」とも教えてくれました。
大会での演技は2分半。チームワークを生かした演技が求められます。
「全員で踊りを作っています。中3としてはチーム全体を見るようにしています」(森田さん)、羽田さんと岡部さんもまずは同じ学年同士、積極的にコミュニケーションをとるよう心がけているそうです。
また、成績が悪いと補習に出なければならず、チームでの練習に支障を来(きた)すため、勉強も頑張っています。
気持ちよい挨拶も印象的で、取材したみなさんも挨拶を大切にしていると言っていました。
「チアダンス部は派手に見られがちですが、つねに見られていることを意識するよう話しています。また、体育館のモップがけは必ず行います。そんなことから自然と礼儀正しくなるようです。また、生徒には自ら考えて動く、主体性を身につけてほしいと願っております」(板倉先生)
チームワークと礼儀を大切にするみなさんの目標は「予選でも全国大会でも1位です!」。文武両道をいくチアダンス部の活躍に注目です。

 

※上記はNettyLandかわら版の抜粋です。全容はこちらをご覧ください。

浦和実業学園中学校
[学校HP]http://www.urajitsu.ed.jp/jh/
〒336-0025 埼玉県さいたま市南区文蔵3-9-1 Tel.048-861-6131
最寄駅/
JR京浜東北線 武蔵野線「南浦和駅」徒歩14分。

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